32チーム制に拡大された新生クラブ・ワールドカップ（W杯）は、チェルシーが決勝でパリ・サンジェルマンを３－０で粉砕して幕を閉じた。

　今大会を振り返ってみると、開催国アメリカのあらゆる面でのコンディション不良、オフ期間のさらなる減少など、ネガティブな話題のオンパレード。また、４強中フルミネンセを除く３チームが欧州勢であり、欧州No.１を決めるチャンピオンズリーグ（CL）をより持ち上げる声も多い。
 

　ただ、チェルシー優勝の立役者の１人であるリーバイ・コルウィルは、クラブW杯に大きな可能性を感じているようだ。米大手スポーツメディア『ESPN』によれば、22歳のイングランド代表DFは「この大会の開始時に『僕らの目標は優勝だ』と言ったら、人々はまるで僕が狂っているかのように僕を見た」と切り出し、次のように語った。

「プレミアリーグとチャンピオンズリーグに臨む今も、僕は全く同じことを言うつもりだ。これは僕がこれまでに獲得したなかで最も大きなトロフィーだ。クラブ・ワールドカップはチャンピオンズリーグよりも大きな大会になるだろう。僕らはその大会を制した最初のチームとなった」

　偉大な先輩チアゴ・シウバの６番を受け継いだ大器は「誰もがPSGが世界一のチームだと言っていたが、僕らは３－０で勝った」とも口にした。世界王者としての自信と誇りを胸に、タイトルを獲り続ける覚悟だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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