フライブルクの堂安律は、以前からこの夏の去就が注目されてきた。だが、まだ移籍は決まっていない。数々のクラブがうわさされるが、日本代表の仲間とチームメイトになる可能性はあるのか。

　フランクフルトを筆頭に、国内の強豪や欧州の複数クラブからの関心が取りざたされてきた堂安。移籍金の問題や本人が慎重に選択肢を検討しているなど、様々な理由から移籍決定に至っていないとも言われている。

　そんななか、田中碧が所属するリーズの専門サイト『Leeds United News』が７月12日、堂安がチームにとって良い補強になるとの見解を示した。

　同メディアは「ドウアンは右サイドのプレーメーカーや、より中央での役割をこなすことができる。ミトマやクボとともに、エキサイティングなアジアのチームにおけるベストプレーヤーのひとりだ。リーズにとって完璧だろう」と報じている。

「そのユーティリティ性とクオリティから、ドウアンはブレンデン・アーロンソンからのアップグレードになる。異なるシステムやフォーメーションでも活用できるかもしれない」
 

　さらに、Leeds United Newsは「ダニエル・ファルケ監督はリーズですでにドイツ市場を生かしてきた。今夏もブンデスリーガからのリーズ移籍が噂される選手が増えている」と続けた。

「ドウアンのプレーメークとドリブルの能力は、ドイツのトップリーグの攻撃陣でも卓越している。リーズはプレミアリーグ残留のために彼のような違いをつくれる攻撃の選手が必要だろう。彼は試合の重要な局面で活躍できる勝負強い選手だ」

　田中の活躍もあってチャンピオンシップ（イングランド２部）で優勝し、プレミアリーグ昇格を果たした古豪は、新シーズンで残留を目指す。堂安がそのための補強候補になることはあるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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