日本代表は７月12日に開催されたE-１選手権の第２戦で、中国代表と韓国の龍仁ミルスタジアムで対戦。５バックで守備を固める相手に苦戦を強いられながらも、11分に細谷真大のシュートで先制すると、63分には望月ヘンリー海輝のミドル弾で加点し、２－０で凱歌をあげた。
この一戦を対戦国の記者はどう見たのか。試合後、現場で取材していた中国のチェン記者に話を訊くと、次のように印象を語っていた。
「日本の選手たちは、ベストメンバーが揃っていないんですよね？ にもかかわらず、素晴らしいプレーを見せていました。試合内容、見事なゴールがそれを証明しています」
「素晴らしいプレーを見せていました」
同記者は「個人的に最も脅威だったのは20番（俵積田晃太）です。日本の攻撃は主に左サイドからスタートしていましたからね。７番（相馬勇紀）と交代した意図がちょっと分かりませんでした」と続け、こう強調した。
「長友（佑都）選手についても、触れておかなければなりません。彼は英雄ですよ」
２年７か月ぶりに代表戦に出場した38歳は中国人記者にとってもレジェンドなのだ。
取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部／現地特派）
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