イングランド女子１部リーグのエバートンが現地７月11日、なでしこジャパンMF籾木結花の獲得を発表した。

　現在29歳の籾木は日テレ・東京ヴェルディベレーザでプロキャリアをスタートし、アメリカのOLレイン、スウェーデンのリンシェーピングFCを経て、2024年からはイングランドのレスターでプレー。そして24-25シーズン終了後に契約満了となっていた。

　エバートン加入にあたり、籾木はクラブの公式サイトを通じて次のように意気込んだ。
 

「エバートンの選手になれて本当に嬉しいし、グディソン・パークでプレーできることに興奮しています。グディソン・パークのガイド付きツアーに参加して、色々な話を聞きました。クラブの歴史の一部になれることを本当に誇りに思います。待ちきれません。

　女子サッカーは大きく成長しています。イングランドでも、そしてエバートンでも、女子サッカーを可能な限り成長させるという明確な目標があります。その野心が私をさらにワクワクさせ、それがここに来た大きな理由でもあります。

　WSL（ウィメンズ・スーパーリーグ）は世界で最も競争の激しいリーグです。このリーグでできる限りプレーして、そしてエバートンで新たな挑戦を始められることが大変嬉しいです。

　イングランドでプレーすることは、どのサッカー選手にとっても最大の夢の一つです。私のもう一つの夢は、母国を代表することでした。それにより、競争心が強くなり、プロ意識も高まります。

　代表チームでプレーできることをとても誇りに思います。毎日成長したいという気持ちになりますし、エバートンも私が毎日成長できる場所になると思います。

　日本にいた頃から、ホノ（林穂之香）のことをよく知っています。エバートンについてたくさん話しました。彼女はクラブ、ファン、そしてピッチ外のすべてが大好きだと言っていたので、決断がしやすくなりました」

　エバートンにはMF林穂之香が所属。新たに７月７日にはDF石川璃音、９日には北川ひかるの加入が発表されており、日本人としてはこれで４人目の所属となる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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