「いくつか起点を作られた」
日本代表は、7月8日に開催されたE-1選手権の初戦で、香港代表と対戦。序盤から相手を圧倒し、代表デビュー戦のジャーメイン良が4ゴールを挙げるなど、前半で5-0とリードする。やや停滞した後半はCKから1点を返されるも、試合終了間際に中村草太のシュートで加点し、6-1で大勝を収めた。
「なぜ香港は蹴ってこないのか」
序盤からそう感じていた。
GKから繋いでビルドアップをしようとするが、明らかにクオリティ不足で、フリーの場面でもパスミスが散見された。
しかも、前線の選手がボールをもらいに下りてこないため、MFが受けても出しどころがない。そこを日本が狙い、次々にボールを奪い取る。川辺駿のプレスからマイボールにし、稲垣祥がミドルシュートを叩き込んだ3点目は象徴的なシーンだった。
フル代表ではないとはいえ、アジアでは別格の鋭いプレスとハイインテンシティを誇る日本にとって、「繋げないのに繋いでくる」相手ほど与しやすいチームはない。
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「なぜ香港は蹴ってこないのか」
序盤からそう感じていた。
GKから繋いでビルドアップをしようとするが、明らかにクオリティ不足で、フリーの場面でもパスミスが散見された。
しかも、前線の選手がボールをもらいに下りてこないため、MFが受けても出しどころがない。そこを日本が狙い、次々にボールを奪い取る。川辺駿のプレスからマイボールにし、稲垣祥がミドルシュートを叩き込んだ3点目は象徴的なシーンだった。
フル代表ではないとはいえ、アジアでは別格の鋭いプレスとハイインテンシティを誇る日本にとって、「繋げないのに繋いでくる」相手ほど与しやすいチームはない。
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逆に、高さやパワーを活かして、シンプルに蹴り込んで来る相手のほうが、やりづらい。実際、ボランチの稲垣は試合後、後半に苦戦した理由について、こう語っている。
「(後半は)相手が前線の高い選手に、シンプルに入れてきて、そこでいくつか起点を作られた。そういったところの対応は後手に回ったかなと思います」
香港はアジアのトップチームを相手に、どこまで自分たちのサッカーが通じるかを試したかったのかもしれないが、日本にとっては、相手の戦術的ミスに助けられる結果となった。
一方で、稲垣の言葉通り、蹴り込んでくるサッカーには課題を残した。
例えば、第3戦で当たるライバルの韓国代表には、空中戦に滅法強いFC町田ゼルビアのFWオ・セフンがいる。エアバトルで劣勢に回るようだと、苦戦は免れない。簡単にハイボールを入れさせないため、前線やサイドの守備もポイントになるだろう。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
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「(後半は)相手が前線の高い選手に、シンプルに入れてきて、そこでいくつか起点を作られた。そういったところの対応は後手に回ったかなと思います」
香港はアジアのトップチームを相手に、どこまで自分たちのサッカーが通じるかを試したかったのかもしれないが、日本にとっては、相手の戦術的ミスに助けられる結果となった。
一方で、稲垣の言葉通り、蹴り込んでくるサッカーには課題を残した。
例えば、第3戦で当たるライバルの韓国代表には、空中戦に滅法強いFC町田ゼルビアのFWオ・セフンがいる。エアバトルで劣勢に回るようだと、苦戦は免れない。簡単にハイボールを入れさせないため、前線やサイドの守備もポイントになるだろう。
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