森保一監督が率いる日本代表は７月８日、E-１選手権の初戦で香港代表と韓国で対戦。６－１で一蹴し、連覇に向けて白星発進した。

　オール国内組で、先発11人のうち６人がデビューというフレッシュな陣容で臨んだ森保ジャパンは、開始４分でジャーメイン良がマークした先制点を皮切りにゴールラッシュ。ジャーメインの計４発と、稲垣祥がミドルシュートで挙げた得点で、26分までに大量５点のリードを奪った。

　その後、59分にCKから１点を返されるも、90＋４分に中村草太がもう１点を加え、FIFAランキング15位の日本が、同153位の香港に力の差を見せつけた。
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　この結果を受け、香港メディア『South China Morning Post』は「成長途中｜香港は猛威を振るう日本にその実力を露呈」と題した記事を掲載。「ボコボコにされた香港は、経験の浅い日本チームに１対６という恥ずかしい敗北を喫した」と報じている。

「６人の日本人デビュー選手のうちの1人であるリョウ・ジャーメインは、26分で４発を叩き込み、チームを５－０でのリードに導いた。その間にショウ・イナガキが25ヤードの距離から３点目を決めていた。香港は59分にマット・オアが至近距離から得点し、わずかながらも安堵の息をついた。ただ、ジャーメインに代わって出場したソウタ・ナカムラが、最後のキックで６点目を決めた。

　ほぼ無人の龍仁ミル・スタジアムでこの屈辱的な敗戦を迎えるまで、香港は10戦無敗を誇っていたが、世界ランキング153位の自分たちよりも上位のチームと対戦したのは、127位のインドと146位のフィリピンだけだった」

　同メディアはそのうえで、「世界ランキング15位の日本と香港は、比較にならないほどの実力差があった」と指摘。そして11日に行なわれる韓国戦を前に「再びの惨敗を免れるために大幅に改善しなければならないだろう」と締め括った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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