７月４日にアーセナルとの契約解除が発表されたDF冨安健洋は、新天地が注目されている。

　アーセナル加入後は度重なるケガに悩まされ、2024-25シーズンは右膝の故障で、出場はわずか１試合（６分間）に終わっていたが、評価は低くないようだ。

　セリエA王者ナポリの専門メディア『SPAZIO NAPOLI』は「トミヤスが放出。ナポリにチャンス？」と題した記事を掲載。「アーセナルから放出された日本人右サイドバックは、ナポリにとって移籍のチャンスとなる可能性がある」と伝えた。

「所属チームを失ったトミヤスは、今や贅沢なフリーエージェントとなっている。Transfermarktのデータによると、彼は市場でフリーエージェントとなった選手の中で最高額（1800万ユーロ）の選手だ。彼の万能性を考えると、フィジカルコンディションを考慮する必要はあるが、依然として非常に興味深い補強となる可能性がある」

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　同メディアは「かつて噂が絶えなかったにもかかわらず、ナポリは今のところ彼の周辺とは接触していないということだ。しかし、チャンスを逃さず掴むという新たな方針のもと、ナポリ首脳陣が何らかの検討をする可能性は否定できない」と予測。こう続いている。

「最新情報によると、トミヤスは９月末から10月初旬にフル出場できる可能性がある。これは、すでに準備が整った選手を求めるナポリのようなクラブにとって、その動きを鈍らせることになるだろう。しかし、ディ・ロレンツォの代役となり、セリエAでの経験も豊富なトミヤスの、フリー移籍の可能性は否定できないだろう」

　記事は、年俸の問題もあるため、現時点ではまだ候補に留まっており、それ以上ではないとしつつ、「右サイドを強化するために注目すべき選手であるのに変わりはない」と強調している。

　まだ、プレーできる状態ではないため、具体的な話があるわけではない。ただ、同メディアは、補強候補だと考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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