ホーム甲府戦はスコアレスドロー
[J2第20節]仙台 0-0 甲府/6月22日/ユアテックスタジアム仙台
6月22日に行なわれたJ2第20節で、仙台は甲府と対戦。0-0の引き分けに終わった。
シーズンの前半戦で上位につけた仙台だが、懸念材料は複数得点の試合が少ないことだ。そうしたなかで、クラブは6月2日にJ3高知のFW小林心を完全移籍で獲得。小林は今季のJ3で13試合に出場し10ゴールを挙げ、得点ランキングでトップだった。
その小林は前節の山形戦(4-3)で仙台デビューを果たす。72分に途中出場すると、81分にはスピードを活かしてカウンター攻撃を仕掛け、相手DFを引き付けてMF真瀬拓海にパスを出し、真瀬からパスを受けたDF髙田椋汰のゴールが生まれた。
さらに試合終盤にファウルを受けて得た直接フリーキックを、MF武田英寿が決める。限られた出場時間で小林はチームの逆転勝利に貢献した。
甲府戦もFWエロンに代わって66分に投入されたが、山形戦と違って相手が引いてスペースがなく、大きなアクションでボールを呼び込んでもパスが来ず、シュートに持っていけなかった。
【画像】ユアスタを華やかに彩る「ベガルタチアリーダーズ」を特集!
6月22日に行なわれたJ2第20節で、仙台は甲府と対戦。0-0の引き分けに終わった。
シーズンの前半戦で上位につけた仙台だが、懸念材料は複数得点の試合が少ないことだ。そうしたなかで、クラブは6月2日にJ3高知のFW小林心を完全移籍で獲得。小林は今季のJ3で13試合に出場し10ゴールを挙げ、得点ランキングでトップだった。
その小林は前節の山形戦(4-3)で仙台デビューを果たす。72分に途中出場すると、81分にはスピードを活かしてカウンター攻撃を仕掛け、相手DFを引き付けてMF真瀬拓海にパスを出し、真瀬からパスを受けたDF髙田椋汰のゴールが生まれた。
さらに試合終盤にファウルを受けて得た直接フリーキックを、MF武田英寿が決める。限られた出場時間で小林はチームの逆転勝利に貢献した。
甲府戦もFWエロンに代わって66分に投入されたが、山形戦と違って相手が引いてスペースがなく、大きなアクションでボールを呼び込んでもパスが来ず、シュートに持っていけなかった。
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森山佳郎監督は「後半、引かれてスペースがないなかだったので、走るアクションは起こしていたんですけど、そこに送り込むところで、出し手の方は難しいシチュエーションでした」と語った。
小林自身はどう感じていたのか。
「ラインも下がっていたなかで、背後に抜け出すタイミングも難しかったので、(郷家)友太君だったり(荒木)駿太君だったりと距離感を近く意識して、コミュニケーションを取ってやっていました。
まだまだコミュニケーション、連係という部分は課題だと感じましたけど、アイコンタクトを取って、『OK、見てたよ』という声はかけてくれていたので、あとは、本当に合わせる部分だと思います」
もう一人、山形戦に続いて起用されたのは、阪南大の3年で特別指定選手のFW中田有祐。仙台ユース出身で2年後の加入が内定している中田は、長身を活かしてヘディングシュートを狙ったが惜しくも枠を外れた。
「一度、二度、オッと言わせるような空間認知、ヘディングの高さはある」と森山監督もポテンシャルを認める。中田は「その1本のためにメンバーに入れてもらっていますが、ユニホームを着たらプロの選手と同じですし、そういう意味では仕事ができなかったので、力不足だった」と反省するが、今後の成長と活躍が期待される。
森山監督に起用されていることについて、小林は「ゴールという期待を込めて出してくれていると思いますし、僕も期待に応えなきゃいけないので、3、4試合で結果は出したい」、中田は「正直、こんなに早く試合に入れてもらえると思ってもいなかったので、本当に感謝しつつ、次こそ結果を求めて頑張りたい」とコメント。それぞれゴールへの意気込みは強い。
24歳の小林、21歳の中田といった20代前半の選手を、実戦で育てながらJ1昇格を目ざすのは、長らく育成指導者を務めてきた森山監督らしい。「育てながら勝つ」を実現できるか注目だ。
取材・文●小林健志(フリーライター)
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小林自身はどう感じていたのか。
「ラインも下がっていたなかで、背後に抜け出すタイミングも難しかったので、(郷家)友太君だったり(荒木)駿太君だったりと距離感を近く意識して、コミュニケーションを取ってやっていました。
まだまだコミュニケーション、連係という部分は課題だと感じましたけど、アイコンタクトを取って、『OK、見てたよ』という声はかけてくれていたので、あとは、本当に合わせる部分だと思います」
もう一人、山形戦に続いて起用されたのは、阪南大の3年で特別指定選手のFW中田有祐。仙台ユース出身で2年後の加入が内定している中田は、長身を活かしてヘディングシュートを狙ったが惜しくも枠を外れた。
「一度、二度、オッと言わせるような空間認知、ヘディングの高さはある」と森山監督もポテンシャルを認める。中田は「その1本のためにメンバーに入れてもらっていますが、ユニホームを着たらプロの選手と同じですし、そういう意味では仕事ができなかったので、力不足だった」と反省するが、今後の成長と活躍が期待される。
森山監督に起用されていることについて、小林は「ゴールという期待を込めて出してくれていると思いますし、僕も期待に応えなきゃいけないので、3、4試合で結果は出したい」、中田は「正直、こんなに早く試合に入れてもらえると思ってもいなかったので、本当に感謝しつつ、次こそ結果を求めて頑張りたい」とコメント。それぞれゴールへの意気込みは強い。
24歳の小林、21歳の中田といった20代前半の選手を、実戦で育てながらJ1昇格を目ざすのは、長らく育成指導者を務めてきた森山監督らしい。「育てながら勝つ」を実現できるか注目だ。
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