清水エスパルスは６月１日、J１第19節でセレッソ大阪と敵地で対戦。２－４で敗れた。

　試合後のフラッシュインタビューで、秋葉忠宏監督が悔しさを滲ませる。

「ただただ自分たちでゲームを壊す、自滅する、アウェーに引き立て役に来たわけではないのに、自らゲームを壊す。最後は完全に力負けで、打ち負けていますから。すべてにおいて完敗だと思っています」
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　４失点は今季初。開始４分に山原怜音のFK弾で先制も、13分、18分にセットプレーから失点。１点ビハインドで迎えた後半も、57分、70分に被弾。89分に郡司璃来が得点も、反撃もそこまでだった。

「沖がPKを防いでくれたりだとか、いろいろしたなかで、VARで何回も助かる、何点取られるんだっていうようなゲームでした。セットプレーもしかり、流れのなかでもしかり、これだったら二桁を取られるんじゃないかっていうゲームですから。

　またしっかりと一人ひとりが守備から見つめ直して、もう一度、良い守備から良い攻撃ができるように一からやり直したい」

　19試合を終え、戦績は７勝４分け８敗。黒星が先行してシーズンを折り返す。後半戦に向けて選手にどんな言葉をかけてチームを導いていくか？ そう問われた指揮官は「はっきり言って、残留争いだということです。まだまだ力のないチームですから、もっとしっかりと現実を見て、自分たちでしっかりやらないと、簡単に降格しますので。セカンドクールはしっかりとまた残留争いをしたいと思います」と力をこめた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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