2008年以来、17年ぶりの不名誉な記録に
[J1第17節]横浜FM 0-3 京都/5月17日/日産スタジアム
悪い流れを断ち切れなかった。
リーグ戦で5連敗中の横浜F・マリノスは5月17日、J1第17節で京都サンガF.C.とホームで対戦し、0-3で敗れた。黒星が6つ並んだのは2008年以来、17年ぶりで、クラブワーストタイの記録である。
「すべてが中途半端。勝てていないので、何か変化を加えないといけない」
そう試合を振り返ったのは、遠野大弥だ。さらにこう続ける。
「相手の背後を取るために前線の全員が動いたら、出してもいいんじゃないかなと。前線には速い選手たちがいるので、ビルドアップで簡単にボールを取られてしまうのであれば、前向きにボールを出してあげて、そこからみんなで切り替えてセカンドボールを拾う。使いようですけど、やり方としては悪くないと思います」
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悪い流れを断ち切れなかった。
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「すべてが中途半端。勝てていないので、何か変化を加えないといけない」
そう試合を振り返ったのは、遠野大弥だ。さらにこう続ける。
「相手の背後を取るために前線の全員が動いたら、出してもいいんじゃないかなと。前線には速い選手たちがいるので、ビルドアップで簡単にボールを取られてしまうのであれば、前向きにボールを出してあげて、そこからみんなで切り替えてセカンドボールを拾う。使いようですけど、やり方としては悪くないと思います」
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今季の横浜FMは、ビルドアップで前進していくだけでなく、背後を狙うロングボールも織り交ぜて攻めている。ただ、京都戦を含めて最近の試合では、前線が背後を取るアクションと最終ラインの配給のタイミングが合わないシーンが少なくない。遠野が語ったように、使い分けなのだろうが、10戦未勝利の状況を打破するためには、今一度、攻撃のイメージを共有することが大切なのではないだろうか。
また、横浜FMはピッチ上でのコミュニケーションの少なさも目につく。もちろん、試合中に選手たちが要求し合っていることは、重々承知している。ただ、京都戦で周囲に積極的に話しかけていたのは喜田拓也と飯倉大樹くらいで、失点した場面ではベンチにいた朴一圭や松原健のほうが、ピッチに向かって檄を飛ばしていたようにも映った。
近年の上位争いをしてきた時のチームは、ファウルで試合が止まった時、あるいはFKやCKの時などに、選手たちが数人で集まってコミュニケーションを取ることが度々あった。試合中にアイデアを共有し、ピッチ上で改善していく。そんなチームの姿を見てきたが、特に連敗を喫している状況下では、それがほとんど見られない印象だ。
遠野は、コミュニケーションに関しても「機能はしているけど、すべてが中途半端」と指摘。喜田も「コミュニケーション自体は取っています。ただ、今のチーム状況がその熱量や自信、勢いみたいなものを蝕んでいるというのはある。結果に繋がっていないので、足りないってことだと思います」と語る。
横浜FMは中3日でヴィッセル神戸戦、それからまた中3日で鹿島アントラーズ戦を控える。連戦が続くなかではあるが、戦術だけでなく様々な細部も詰めていく必要があるだろう。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
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