周知の通り、川崎フロンターレはアジア・チャンピオンズリーグエリ―ト（ACLE）で準優勝に終わった。

　決勝では地元サウジアラビアの強豪アル・アハリに０－２で完敗を喫したものの、準々決勝でカタールのアル・サッド、準決勝でクリスティアーノ・ロナウドを擁するサウジアラビアのアル・ナスルを破った戦いぶりは世界に感銘を与えた。

　マッチアップしたC・ロナウドを封じるなど、大会を通じて評価を一段と上げたのがCBの高井幸大だ。欧州のクラブも獲得を狙っているという。

　デンマークのサッカー専門誌『Tipsbladet』のウェブ版は日本での報道を元に、「FCコペンハーゲンは日本人DFに興味を示しており、契約のオファーを提示したとメディアが報じている」と伝えた。

　同メディアは、若き日本代表戦士について、「タカイは20歳で、母国の川崎フロンターレで頭角を現わし、ここ数シーズンはCBでレギュラーとして活躍。何度かキャプテンも務めた。日本のメディアからは、彼は192センチの身長を生かした体格に恵まれたDFと評されている。また、優れたパスセンスで攻撃の起点にもなれる」と紹介。ACLEについて、こう綴っている。

「川崎フロンターレがアジア・チャンピオンズリーグの決勝まで進出するなか、彼はすべての試合に出場した。準決勝ではクリスティアーノ・ロナウドを封じ、タカイとチームメイトは決勝に進出したが、アル・アハリに敗れた」

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　そして、「Transfermarktによると、タカイの契約は2026年１月末まで残っているため、FCコペンハーゲンや他の関心のあるクラブは、この夏にタカイを獲得したいのであれば、資金が必要となるだろう」と続けた。

　さらに、『Tipsbladet』はウェブ上で、「コペンハーゲンはタカイを買うべきか」というアンケートを実施。850人以上が投票し、「はい」が63％、「いいえ」が９％、「無関心」が15％、「分からない」が13％という結果となっている。

　果たして、北欧強豪への移籍は実現するのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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