プレミアリーグ挑戦に向けた有益な補強となるのか。

　田中碧が所属するリーズは先日、プレミアリーグ昇格を決めた。来季は３年ぶりに世界最高峰の舞台に戻る。当然、厳しい戦いに向けて夏の補強は欠かせない。

　その候補のひとりと言われるのが、スポルティングに所属する守田英正。田中の活躍もあり、日本代表のチームメイトの加入は、リーズを強化するとみられているようだ。

　リーズ専門サイト『MOT Leeds News』が伝えたところによると、ポルトガル紙『Record』は、守田が「プレミアリーグ挑戦を望んでいる」と報道。リーズが争奪戦をリードしており、スポルティングは680万ポンド（約13億円）のオファーなら受け入れる用意があるという。

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　これを受け、MOT Leeds Newsは「リーズにとって素晴らしい補強となる可能性」と期待を寄せた。

「昇格組がすぐに降格となった今季と同じ運命を避けるべく、ダニエル・ファルケ監督は経験豊富な選手の補強を目指している。主将イーサン・アンパドゥなど、現在のスカッドで１部でもやれると信頼できるメンバーは数少ない。あらゆるポジションで大きなアップグレードが必要だ。（守田は）イングランド１部の経験はないが、チャンピオンズリーグを経験してきた」

「今季、リーズはタナカという宝石を発掘した。同胞でそれを繰り返せるかもしれない。もしも直近で移籍することになれば、エランド・ロードですぐに馴染むのに、タナカが代表チームメートの助けとなるだろう。オーナーはマーケットでダニエル・ファルケ監督を支えるようだ。モリタ獲得なら、夏のビジネスで素晴らしいスタートを切ることになるだろう」

　スポルティングとの契約が残り１年となることから、ついにステップアップ移籍が現実味を帯びてきた守田。田中との代表コンビは実現するのか。進展が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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