現地時間５月３日にサウジアラビアで開催されるアジア・チャンピオンズリーグエリート（ACLE）の決勝で、川崎フロンターレと地元のアル・アハリが激突する。この一戦の前日、後者のリャド・マハレズが意気込みを示した。アジアサッカー連盟の公式サイトが発言を伝えている。

　34歳のアルジェリア代表アタッカーは、2023年からアル・アハリに在籍。それ以前は、レスターやマンチェスター・シティでプレーしており、両クラブでプレミアリーグ制覇を果たしているほか、シティではチャンピオンズリーグ優勝も経験している。

　経験、実績が豊富なマハレズは、アジア参戦２年目で大一番に臨むにあたり、「これは別の大陸でのトロフィーだ。他の決勝を戦った経験があるが、今回はこのようなコンペティション、しかもホームで戦い、アル・アハリに初のチャンピオン・リーグ・エリートのタイトルをもたらすチャンスがある」と鼻息が荒い。

「僕はこれまで、大物選手と共に多くのトロフィーを獲得したチームでプレーする幸運に恵まれてきた。でも、どんなトロフィーでも、どんなカップでも、それを目ざしてプレーするのはエキサイティングだ。このクラブ、このチームのためにトロフィーを獲得することを本当に楽しみにしているし、興奮している。明日は全力を尽くすよ」
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　準々決勝でアル・サッド、準決勝でアル・ナスルを３－２で下して勝ち上がってきた川崎は、どう見ているのか。

「相手は毎週対戦する相手ではない。だけど彼らのプレーは見てきたし、自分たちが取るべきアプローチも分かっている。決勝戦は毎シーズンあるものではないし、キャリアで唯一の決勝戦になる選手もいるかもしれないから、楽しまないとね。とにかく全力を尽くすよ」

　川崎としては、今大会で９ゴール８アシストをマークしているマハレズのほか、ロベルト・フィルミーノやイバン・トニーを擁する強力攻撃陣をどう抑えるかが鍵となる。

　互いにアジア制覇を懸けて戦うなか、タイムアップの際に拳を突き上げるのは一体どちらか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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