久保建英が所属するレアル・ソシエダは４月24日、イマノル・アルグアシル監督が今シーズン限りで退任すると発表し、驚きを与えた。

　現在のサッカー界では長期の６年半に渡って采配を振るった指揮官の辞任により、１つのサイクルが終わりを告げたと言っていいかもしれない。

　これを受けて、選手たちの去就も慌ただしくなってきた。スペインメディア『FICHAJES.NET』は「イマノルの退団に伴いレアル・ソシエダからの退団を希望した３選手」と見出しを打ち、次のように伝えた。

「イマノル・アルグアシルがレアル・ソシエダの監督を退任すると発表したことで、ロッカールームでは連鎖反応が起きた。クラブを代表する監督の退任を受けて、タケフサ・クボ、マルティン・スビメンディ、ホン・アランブルの３人の主力が今夏にクラブを退団すると正式に要請した」

「ギプスコア出身のコーチの退任がもたらした感情的な影響は、ファンだけでなく、イマノルをチームの成長の重要な柱と考えていた選手たちにも影響を与えた」 

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　そして、日本代表MFについて「チームで最も破壊力のある選手の一人であるクボを例に挙げると、プレミアリーグではすでにリバプールとニューカッスルが獲得に興味を示している」と報じ、こう続けた。

「スビメンディの場合、彼のパフォーマンスはアーセナルやレアル・マドリーのような強豪の注目を集めた。一方、今シーズンに驚異的なアランブルは、インテル、アストン・ビラ、ニューカッスルなどのクラブの議題に上るようになった」

　記事は「レアル・ソシエダはこれらの資産の価値を認識しており、容易に彼らを退団させるつもりはない。移籍は、クラブが設定した財政的な条件が満たされた場合にのみ検討される」としつつ、こう締め括っている。

「しかし、移籍市場が近づき、イマノルの退団がすでに検討されていることから、サン・セバスティアンでの変革は避けられないように思われる」

　23歳はどんな決断を下すのか。大いに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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