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降格圏転落のマリノス、2つのデータでよもやリーグワースト。“ロペス依存”の脱却へ、今はまだ産みの苦しみか

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2025年04月04日

総得点4、シュート総数64本

7試合で1勝の横浜FM。エースのロペスもわずか1得点。開幕戦以来、ゴールから遠ざかる。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

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 新たにスティーブ・ホーランド監督を迎え入れ、2025シーズンを戦う横浜FM。チームスローガンは「Be a Stunner 圧倒的な存在であれ」に刷新。だが、ここまでを見る限り“圧倒”できていない。

 アジア・チャンピオンズリーグエリートではベスト8に進出も、J1では低迷している。1試合未消化で、8節終了時点の戦績は1勝3分け3敗の勝点6。直近の名古屋戦は0-2で敗れ、今季初の連敗。降格圏の19位に転落した。

 総失点6はリーグで4番目に少ない数字。守備が崩壊しているわけではない。一方で、総得点4は、18位の横浜FCと並んでリーグワースト。自慢の「アタッキングフットボール」も名ばかりだ。

 Jリーグが公式サイトで公開している各種データによれば、平均ボール支配率で横浜FMは55.6%で、58.8%の柏に次いで2位だ。ボールを握り、主体的にゲームを進めることはできている。だが、いくらポゼッションで優位に立てても、それをフィニッシュにつなげられているかと言えば...。
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 シュート総数は64本でまさかの最下位。ゴール期待値(あるシュートチャンスが得点に結びつく確率を0~1の範囲で表した指標)6.6は19番目の数値で、相手ゴール前で“怖さ”を与えられていない。

 一昨年は22ゴール、昨年は24ゴールで、2年連続得点王のアンデルソン・ロペスは、今季も不可欠な得点源として期待されている。ただ、このブラジリアンへの依存度を軽減するために、指揮官はその他の選手も得点できるパターンを模索しているようで、そのイメージがまだチームとして共有されていない印象だ。

 今はまだ産みの苦しみか。先述の連敗は、いずれもノーゴールで終わっている。次節は4月5日に東京Vとの“クラシコ”だ。3試合ぶりの得点と勝利を目ざす。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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