「『上に行くために何が必要なのか』を考えるために」
[北中米W杯アジア最終予選]日本 0-0 サウジアラビア/3月25日/埼玉スタジアム2002
試合が進むにつれ、重苦しい空気が増していった。そして0-0のままタイムアップ。5日前はW杯出場を決め、歓喜に沸いた埼玉スタジアムは、ため息に包まれた。
「出場が決まった後の試合は自分のことを思い返しても難しかったけど、それでもやっぱり勝ちにこだわって、勝ち切ってほしかった。もう一工夫というか、シュート12本ぐらい(正確には10本)打ったみたいだけど、もうちょっと遠目から打つとか、もうちょっとスクランブルを起こすとか、なんかできたかなと思った」
報道陣に囲まれ、そう振り返ったのは、日本サッカー協会の会長を務める宮本恒靖氏だ。2-0で快勝した直近のバーレーン戦からは、先発6人を入れ替えたなか、新しく出た選手たちについては、次のように語った。
「それぞれは確かに、何かやろうというところはあったと思うけど、ちょっとずつやっぱりサウジの...どうしても5-4-1で守られると、スペースもないなかで、相手はフィジカルが結構ペナルティエリアの中で強いので、守り切られた印象はある」
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試合が進むにつれ、重苦しい空気が増していった。そして0-0のままタイムアップ。5日前はW杯出場を決め、歓喜に沸いた埼玉スタジアムは、ため息に包まれた。
「出場が決まった後の試合は自分のことを思い返しても難しかったけど、それでもやっぱり勝ちにこだわって、勝ち切ってほしかった。もう一工夫というか、シュート12本ぐらい(正確には10本)打ったみたいだけど、もうちょっと遠目から打つとか、もうちょっとスクランブルを起こすとか、なんかできたかなと思った」
報道陣に囲まれ、そう振り返ったのは、日本サッカー協会の会長を務める宮本恒靖氏だ。2-0で快勝した直近のバーレーン戦からは、先発6人を入れ替えたなか、新しく出た選手たちについては、次のように語った。
「それぞれは確かに、何かやろうというところはあったと思うけど、ちょっとずつやっぱりサウジの...どうしても5-4-1で守られると、スペースもないなかで、相手はフィジカルが結構ペナルティエリアの中で強いので、守り切られた印象はある」
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宮本会長はバーレーン戦後のロッカールームで「本大会での優勝を目標にしているところは、俺らの世代にはなかった。それをみんなが公言して、ぜひ実現してほしいから、協会としては色んなことをサポートしていきたい」と選手たちに伝えていた。
それを踏まえ、「優勝」を公言する意義を尋ねると、48歳の元日本代表キャプテンはこう答えた。
「口にしているから、選手たちもやっぱり今日の試合に関しては、不甲斐ないと思っていたと思う。そういう表情、姿勢、態度でロッカーにも帰ってきていたので、みんなでもう1回『上に行くために何が必要なのか』を考えるためには、ああいうことを言っておくのは重要なことかなと思う。
ほぼほぼ全員が、帰ってくる選手たちみんな...『すいません』みたいなことを言ってるような選手もいた。やっぱり今日の試合では、『勝ち切るところが大事』っていうのはあった」
W杯出場を決め、現キャプテンの遠藤航はスピーチで「僕らの目標はワールドカップで優勝」と宣言した。その次の試合で、勝ち切れずにスコアレスドロー。現実を突き付けられた。
ただそれでも――。森保ジャパンは「ワールドカップ優勝」を公言し続け、決してブレない目標に向かって突き進む。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
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それを踏まえ、「優勝」を公言する意義を尋ねると、48歳の元日本代表キャプテンはこう答えた。
「口にしているから、選手たちもやっぱり今日の試合に関しては、不甲斐ないと思っていたと思う。そういう表情、姿勢、態度でロッカーにも帰ってきていたので、みんなでもう1回『上に行くために何が必要なのか』を考えるためには、ああいうことを言っておくのは重要なことかなと思う。
ほぼほぼ全員が、帰ってくる選手たちみんな...『すいません』みたいなことを言ってるような選手もいた。やっぱり今日の試合では、『勝ち切るところが大事』っていうのはあった」
W杯出場を決め、現キャプテンの遠藤航はスピーチで「僕らの目標はワールドカップで優勝」と宣言した。その次の試合で、勝ち切れずにスコアレスドロー。現実を突き付けられた。
ただそれでも――。森保ジャパンは「ワールドカップ優勝」を公言し続け、決してブレない目標に向かって突き進む。
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