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上々のスタートを切った湘南、なぜ強いのか。 データで見る“ガンガンいこうぜ”ぶり。最重要キーマンは小野瀬康介

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2025年03月06日

豊富な運動量をベースに、果敢にアタックを繰り出す

今季はここまで上位争いに絡む湘南。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 湘南ベルマーレが絶好調だ。開幕戦は鹿島に1-0で勝利。続くC大阪戦は2-1、3節・浦和戦も2-1で勝利し、リーグで唯一の開幕3連勝を飾る。直近の横浜FM戦は1-1で引き分けたが、先制される展開も追いついてみせた。いまだ負けなしの3勝1分け。首位の柏、3位の広島と同じ勝点10で、現在は2位につける。

 昨季は残留争いに巻き込まれたが、今季はここまで上位争いを繰り広げている。就任5年目の山口智監督のもと、充実した戦いを見せているチームの強みはどこにあるのか。

 Jリーグの公式サイトによれば、4節を終えた時点でシュート総数(52本)と1試合平均シュート数(13.0本)は、鹿島と並んでいずれもトップ。アグレッシブに得点を狙う姿勢がうかがえる。

 枠内シュート総数は鹿島の26本に次いで23本、シュート決定率は7位の11.5%と、フィニッシュの精度は改善の余地がある一方で、その前段階は注目に値する。

 味方が最終ラインの裏に走り込むスペースを狙うスルーパスの総数は、単独トップの74本。さらに、PA内へのスルーパス成功とPA内からのクロス成功とラストパスの合計値で算出されるチャンスクリエイトの総数50回もリーグ1位の数字だ。
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 このチャンスクリエイトの項目で個人ランキングを見ると、トップの14回をマークしているのが、湘南の小野瀬康介だ。まさに“ガンガンいこうぜ”を体現する湘南の最重要キーマンと言えるだろう。1vs1勝利総数も98の湘南が1位。局面の勝負でもアドバンテージを得ている。

 持ち前の豊富な運動量をベースに、果敢にアタックを繰り出す。相手の背後を狙う動き出しは活発で、数的優位をうまく作り、ゴール前になるべく人数をかけ、ボックス内への入り方も緻密だ。

 かつて“湘南の暴れん坊”の異名をとったベルマーレは、どこまで快進撃を続けるか。次節は3月8日、J1第5節でFC東京のホームに乗り込む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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