FC町田ゼルビアは３月５日、エリキがヴィッセル神戸へ期限付き移籍することを発表。レンタル期間は2025年12月31日までとなる。

　過去に横浜F・マリノスでリーグ制覇を経験し、中国の長春亜泰を経て、町田に加入したのは2023年。在籍３年目となる今季、大きな決断を下した30歳FWは、クラブの公式サイトを通じてメッセージを送った。

「全てのFC町田ゼルビアファン・サポーターの皆さん、2023年シーズンに私が年間MVPと年間ベストイレブンの賞を受賞するきっかけと影響を与えて下さったことに感謝しています。また2024年シーズン､国立競技場でゴールを祝った思い出に涙し、心が喜びで満たされました」

　そう振り返るエリキは、「私のフィジカルコンディションと技術面は100％の状態であり､サッカーをプレーすることに意欲と幸せを感じています。それが私の情熱です」とし、「FC町田ゼルビアの新しい歴史の中でチーム得点王になれたこと､そして日々私の目の前に広がる成果、成功、進化、それこそが１人のアスリートとして特別なのです」と伝える。

「私を快く受け入れて下さった方々に感謝します。そのお陰で､天空の城の聖地で私はとても愛され、祝福されていると感じ､たくさんの勝利、ゴール、アシストをすることが出来ました!!!」
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　愛するクラブを離れるが、想いは変わらない。

「新たなクラブの歴史に名を残したチーム得点王は新たな挑戦のために新天地へ移りますが、「町田の太陽」を応援して下さった皆さんへの感謝と喜びは永遠に持ち続けます!!」

　またクラブの公式Xでも移籍が報じられると、「本当に感謝！」「どのユニでもいいので笑顔が見れることを祈る」「戻ってきて欲しいけどとりあえずは神戸で頑張れ！」「今後のサッカー人生に幸あれ」などエールが届いた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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