現地時間３月４日、チャンピオンズリーグ（CL）のラウンド16がついにスタートする。

　同ラウンドでは、クラブ・ブルージュ対アストン・ビラ、ドルトムント対リール、レアル・マドリー対アトレティコ・マドリー、PSV対アーセナル、フェイエノールト対インテル、バイエルン・ミュンヘン対レバークーゼン、パリ・サンジェルマン対リバプール、ベンフィカ対バルセロナが行なわれる。ビッグマッチあり、ダービーありと注目カードが目白押しだ。

　英紙『Mirror』によれば、激戦必至のノックアウトフェーズを前に、かつてリバプールやR・マドリーで活躍したマイケル・オーウェン氏が優勝を予想。古巣を含めた４チームを候補として挙げた。

「私が思うチャンピオンズリーグでの優勝候補はリバプールで、レアル・マドリーより上だ。バルセロナとバイエルン・ミュンヘンにも真のチャンスがある。優勝できるチームは一握りだが、現時点では間違いなく、リバプールとレアル・マドリーの２チームだろう」
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　連覇が懸かる“白い巨人”には今季、キリアン・エムバペが加入。当初こそ、本来の力を発揮できずにいたが、今ではパリSG時代と同様にゴールを量産している。45歳の元イングランド代表FWは、その新エースにも触れ、さらにこう語った。

「キリアン・エムバペには、とてつもないプレッシャーがかかっている。でも、それがレアル・マドリーなんだ。監督たちは（国内）リーグを制しても、チャンピオンズリーグを制していないという理由で解任されてきた。

　彼らは最高の選手と最高の監督を擁しているのだから、全てに勝たなければ失敗したような気分になる。エムバペは契約前からそのシナリオを知っていた。それがトップ選手の宿命だ。プレッシャーが嫌なら、他のチームと契約すべきだった。彼はリーグとチャンピオンズリーグの頂点に導かなければならない」

　オーウェン氏が特に推す、リバプールはフランス王者、R・マドリーは同じ街のライバルをまず下し、欧州王者に一歩近付けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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