レアル・ソシエダの久保建英にはリバプールやアトレティコ・マドリーなど、複数のビッグクラブからの関心が取り沙汰されている。

　そんななか、2019年夏から３年間、その日本代表MFを保有していた古巣レアル・マドリーの専門メディアは、ライバルクラブへの移籍に戦々恐々としているようだ。

『Planeta Realmadrid』は「クボは新たなサミュエル・エトーになるかもしれない」と見出しを打った記事を掲載。「レアル・ソシエダのMFは、将来的にチームを変更することでサプライズを起こすかもしれない」と伝えた。

　同メディアは、先日行なわれたコパ・デル・レイ準決勝のマドリー戦でも奮闘した日本代表MFについて、「ソシエダで最も優れたサッカー選手の一人」と評価。「2019年にマドリーに加入したが、いくつかのローン移籍（マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェ）を選択したため、トップチームでのデビューは果たせなかった」と回想した。

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　記事は「アノエタに３シーズン在籍しているクボは、イマノル・アルグアシル監督のチームでレギュラーの一人となり、その素晴らしいパフォーマンスにより、リバプールを筆頭にプレミアリーグの複数のクラブが注目している」と綴り、こう続けた。

「アトレティコ・マドリーも23歳の彼の獲得を狙っているようだ。『El Nacional.cat』によると、赤と白のチームはタケの契約解除条項を支払う案を検討している」

　そして、「そうなれば、クボはアトレティコのサミュエル・エトーのような存在になるかもしれない。マドリーと戦った最後の試合、そしてそれ以前のゲームで彼が常に全力を尽くし、猛烈なプレーをしていたのを見れば、驚くようなことではないだろう。さらに悪いことに、彼はマドリーの直接のライバルチームでプレーすることになるかもしれないのだ」と締め括っている。

　マドリーが保有していた時代はレンタルに出され、その後に宿敵バルセロナで活躍、マドリー戦にも強かった元カメルーン代表FWのような存在になるのを恐れているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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