70分に3枚替えして4-4-2に
[J1第1節]横浜 1-1 新潟/2月15日/日産スタジアム
2月15日に行なわれたリーグ開幕戦で、横浜F・マリノスはアルビレックス新潟とホームで対戦。序盤から新潟に押し込まれ、26分に先制点を奪われた横浜だが、77分にアンデルソン・ロペスのゴールで追いつき、1-1で引き分けた。
この一戦において横浜が、1点を追いかけるなかで試合の流れを引き寄せ、ドローに持ち込めたポイントのひとつが、70分の3枚替えとともに行なったシステム変更だろう。
今季からチームを率いるスティーブ・ホーランド監督の下、近年採用してきた4-3-3ではなく3-4-2-1にトライしている横浜だが、新潟戦では61分に松原健がミドルシュートを打つまでシュートがゼロと、なかなかチャンスを作れない状況が続いた。
そうしたなか、横浜は70分に両ウイングバックの永戸勝也と井上健太、シャドーの植中朝日に代えて宮市亮、鈴木冬一、天野純を投入し、システムを4-4ー2に変更したのだ。もちろんフレッシュなメンバーが入ったことも要因として考えられるが、システム変更によって選手間の連係や動き出しのタイミングなどが改善し、ボールがスムーズに繋がるようになった印象を受けた。
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2月15日に行なわれたリーグ開幕戦で、横浜F・マリノスはアルビレックス新潟とホームで対戦。序盤から新潟に押し込まれ、26分に先制点を奪われた横浜だが、77分にアンデルソン・ロペスのゴールで追いつき、1-1で引き分けた。
この一戦において横浜が、1点を追いかけるなかで試合の流れを引き寄せ、ドローに持ち込めたポイントのひとつが、70分の3枚替えとともに行なったシステム変更だろう。
今季からチームを率いるスティーブ・ホーランド監督の下、近年採用してきた4-3-3ではなく3-4-2-1にトライしている横浜だが、新潟戦では61分に松原健がミドルシュートを打つまでシュートがゼロと、なかなかチャンスを作れない状況が続いた。
そうしたなか、横浜は70分に両ウイングバックの永戸勝也と井上健太、シャドーの植中朝日に代えて宮市亮、鈴木冬一、天野純を投入し、システムを4-4ー2に変更したのだ。もちろんフレッシュなメンバーが入ったことも要因として考えられるが、システム変更によって選手間の連係や動き出しのタイミングなどが改善し、ボールがスムーズに繋がるようになった印象を受けた。
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実際、ボランチで先発した渡辺皓太は「(システム変更は)準備されたものだけではないですが、明らかにハマりました。失点してから変えるのは少し遅かったので、自分たちでも気づくべきだった」と振り返る。
また、天野も「規律が大きく変わることはないし、すんなりやれた」と話す。
一方で、渡辺が「もちろんチーム全体として、向かって行くところは一致しています。最初から簡単にはいかないので、やり続けるだけ」と語れば、天野も「ここが最終地点でないのは間違いないので、もう少し時間はかかると思います」と指揮官が思い描くサッカーへの信頼を口にする。
そして永戸も「(4バックは)やり方を分かっているだけ」と述べ、「チームとして課題は出てきているので、そこに対してどうアプローチするのか。上手くいかないこともポジティブに捉えられています」と前を向く。
ホーランド監督が就任してからまだ1か月強であり、公式戦は2試合を戦い終えただけ。おそらく今後も3-4-2-1がベースになるだろうが、4-4-2が有効なオプションになるかもしれない。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
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また、天野も「規律が大きく変わることはないし、すんなりやれた」と話す。
一方で、渡辺が「もちろんチーム全体として、向かって行くところは一致しています。最初から簡単にはいかないので、やり続けるだけ」と語れば、天野も「ここが最終地点でないのは間違いないので、もう少し時間はかかると思います」と指揮官が思い描くサッカーへの信頼を口にする。
そして永戸も「(4バックは)やり方を分かっているだけ」と述べ、「チームとして課題は出てきているので、そこに対してどうアプローチするのか。上手くいかないこともポジティブに捉えられています」と前を向く。
ホーランド監督が就任してからまだ1か月強であり、公式戦は2試合を戦い終えただけ。おそらく今後も3-4-2-1がベースになるだろうが、4-4-2が有効なオプションになるかもしれない。
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