現地２月６日に開催されたリーグカップの準決勝・第２レグで、トッテナムはリバプールとアウェーで対戦。ホームでの第１レグを１－０で先勝していたなか、０－４の惨敗を喫し、アグリゲートスコア１－４で敗退が決まった。

　試合後にそのリーダーシップを糾弾されたのが、キャプテンの韓国代表FWソン・フンミンだ。

　英紙『Daily Maii』によれば、トッテナムのOBである元イングランド代表MFジェイミー・レドナップ氏が、こう苦言を呈した。

「私は彼をキャプテンとして見ていないし、彼がチームを引っ張るところを見たこともない。周りが苦しんでいる時に、彼は何をもたらしてくれるんだ？」
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　この批判に猛反論したのがソン・フンミンの母国、韓国のメディア『OSEN』だ。

「ソン・フンミンがまた犯人に。トッテナム出身解説者のとんでもない発言『キャプテンとしてリーダーシップを発揮できなかったから負けた』」と見出しを打ち、「またソン・フンミンが犯人なのか」と綴った。

　同メディアは「トッテナムのパフォーマンスは最悪だった」としつつ、「現地では再びソン・フンミンを無差別に批判し始めた。元トッテナムで解説者のジェイミー・レドナップは、チームの敗北は再びソン・フンミンのせいだと非難した。彼は、チームの戦術や選手のせいではなく、ソン・フンミンのリーダーシップの欠如のせいだと述べたのだ」と報道。こう異論を唱えている。

「文字通りバカげた批判だ。レドナップは、実力不足の若手選手たちが招いた敗北はソン・フンミンのリーダーシップの欠如のせいだと非難したのだ。ソン・フンミンを犯人にすることに執着する地元メディアや解説者たちによって、トッテナムの本当の問題が覆い隠されるのではないかと懸念される」

　自国のスターへの度重なる攻撃に、我慢がならないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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