現地時間１月29日に開催されるチャンピオンズリーグ（CL）リーグフェーズ最終節で、遠藤航が所属するリバプールは、PSVと敵地で対戦する。

　リバプールは出場36チーム中唯一の７戦全勝で、決勝トーナメントへのストレートインがすでに確定。いわば消化試合となるなか、モハメド・サラー、フィルジル・ファン・ダイク、アリソン・ベッカー、トレント・アレクサンダー＝アーノルドら主力はこぞって、オランダへの遠征メンバーからも外れた。

　一方、遠藤航やフェデリコ・キエーザら出場時間が限定されている選手や若手にとっては、大きなチャンスとなる。

　クラブ公式サイトによれば、アルネ・スロット監督は前日会見でメンバーの入れ替えに触れ、次のように語った。
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「彼らは自分自身を証明する必要はない。明日プレーする選手たちのクオリティは分かっている。ヨーロッパの他のチームと同じように、我々は何試合も何試合もあり、彼らは準備ができている。シーズンを振り返ってみると、リーグカップやFAカップがある週は、ほとんど毎回、選手たちに休養を与えてきた。

　あまりプレーしていない選手たちが90分間プレーするのは非常に有益だ。なぜなら、もし怪我人が出たとしても、その選手たちは試合のリズムを少しは掴んでいるはずだからだ。だから、長期的な視野に立った選択なんだ。短期的な結果は分からないが、長期的には間違いなく役に立つ」

　オランダ人指揮官にとっては、母国凱旋ともなる。報道陣から「オランダに戻ってきたことを喜んでいる？」と問われた際には、「ああ、もちろんだ」と回答した。

「オランダでは、フットボールの面でも、私生活の面でも素晴らしい時間を過ごした。だから戻ってくるのは、いつだって嬉しいよ。オランダ語も話せるしね！」

　スロット監督が率いるリバプールは、オランダリーグ首位の相手を下し、今季から導入されたリーグフェーズを全勝で締め括れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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