現地時間１月６日に開催されたプレミアリーグ第20節で、３位のノッティンガム・フォレストは、残留ラインぎりぎりの17位に沈むウォルバ―ハンプトンと敵地で対戦。３－０で圧勝し、６連勝を収めた。

　フォレストは一昨期にプレミアリーグに昇格し、同年は16位、昨季は17位。それらの順位から考えても、今季は周囲の予想を大きく上回る快進撃を続けている。

　英公共放送『BBC』によれば、ヌーノ・エスピリト・サント監督はウルブス戦後、自分たちがリバプールとアーセナルに次ぐ位置につけている順位表について、笑みを浮かべながらこう語った。

「分からないけど、シーズンが終わったら見てみようかな。みんなに約束するよ。我々は一緒に良いものを作ろうとしている。旅を楽しまなければならない。順位は関係ない。私たちはただ進み続けるだけさ」
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　次節は首位リバプールとの直接対決だ。ただ、その前にルートンとのFAカップ３回戦が控えている。それだけに、リバプール戦に関して問われた際には、まずは目の前の戦いに集中していると伝えた。

「質問に答えられなくて申し訳ないが、これが現実だ。良い準備をしなければならない。FAカップは重要だし、メンバー的にも良いチャンスだ。シーズンはとても長いから、選手全員の力が求められる。フィットネスとリズムが必要だ。だからまずはルートンだ」

　実はフォレストは、リバプールと昨年９月に顔を合わせた際は、１－０で勝利を収めている。リバプールからすれば、それは今季の全公式戦、つまりアルネ・スロット体制での唯一の黒星だ。

　進撃のフォレストは再びビッグマッチを制し、さらなる衝撃を与えられるか。リバプールのレジェンドOBジェイミー・キャラガー氏は「もしリバプールを破れば、彼らはタイトル争いに加わる」と口にしたように、シーズンダブルを果たせば、自分たちが１試合消化が多いものの、首位との勝点差を３に縮められる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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