レアル・ソシエダで躍動する久保建英には、リバプールやアーセナル、アトレティコ・マドリーなど複数のビッグクラブからの関心が取り沙汰されている。

　移籍３年目の日本代表MFは、加入当初からレギュラーとしてプレー。崩しの切り札として、不可欠な存在だ。

　ただ、一部のソシエダファンは、残留を願いながらも、エースの引き抜きは避けられないと見ているようだ。

　スペインメディア『GOL DIGITAL』は、「マルコ・アセンシオがラ・レアルに移籍？」と題した記事を掲載。久保の後釜として、パリ・サンジェルマンのスペイン代表FWマルコ・アセンシオが囁かれている」と伝えた。

「PSGでのマルコ・アセンシオの注目度は低下しており、スペイン代表の同選手は再びレアル・ソシエダなどのクラブに移籍すると噂されている。同選手のプレースタイルから、同クラブは彼にとって完璧な場所となるだろう」
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　同メディアは、「マルコ・アセンシオほど生まれながらの才能を持つスペイン人選手はほとんどいない。スペイン代表は、若い時からレアル・マドリーで驚嘆させ、すべてを勝ち取った後、PSGに移籍した。そこで彼はルイス・エンリケ監督にとって非常に重要な存在となり、実際、今もそうである。しかし、徐々に出場時間が減ってきており、一部のファンは再びレアル・ソシエダに移籍すると噂している」と綴り、こう続けている。

「これは初めてではない。レアル・マドリーとの契約が終了する前に、アセンシオはすでにソシエダに移籍すると噂されていたからだ。同選手のプレースタイルから、イマノル・アルグアシル監督指揮下で完璧にフィットし、素晴らしいパフォーマンスを引き出すことができるだろう。しかし、現時点では、彼の獲得が選択肢となる条件は整っていない」

　記事は、28歳のレフティが「クボの理想的な代役」であるとし、こう見解を続けている。

「ここ数シーズン、クボはレアル・ソシエダの右サイドで素晴らしく、頼りになる存在だった。この日本人選手は、ラ・リーガで最高の選手の一人として素晴らしいパフォーマンスを見せてきた。しかし、彼がチームを離れ、ヨーロッパ最高のクラブの一つと契約してキャリアを大きく飛躍させることは、ますます明らかになっているようだ」

　そして、「彼の退団が最終的に成立すれば、アセンシオはソシエダでクボの理想的な後任となるだろう。しかし、現時点では、SNSを通じてどれだけ多くのファンが彼の契約を提案しても、両者の間には何の合意もない。2026年の夏に彼がフリーエージェントになれば、実現可能なオプションになるかもしれない。しかし、現時点では、それが本当のオプションになるかどうかは待つしかない」と締め括っている。

　久保も出場した東京五輪の準決勝で“日本を沈めた名手”が、後任になるのか。今後の動向に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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