10月１日、サッカーダイジェストWebでは、「『韓国は突出した存在ではない。プレーオフ圏内もあり得る』10月の上位対決で結果を出さないと窮地に...」と題した記事を掲載。識者の河治良幸氏の見解を元に、韓国代表の現状を伝えた。

　９月から始まった北中米ワールドカップのアジア最終予選で、B組の韓国は、ホームでの初戦でパレスチナとまさかのスコアレスドロー。続くアウェーのオマーン戦は３－１で勝利したものの、終盤まで１－１で推移するなど苦戦を強いられた。

　この戦いぶりを河治氏は「引き分けスタートは驚きましたが、２試合目のオマーン戦の出来を見たらパレスチナ戦の結果も納得。パフォーマンスそのものは本当に良くなくて、結局はソン・フンミン頼みという印象が拭えませんでした」と評し、こう結論づけた。

「韓国はこのラウンドでの敗退こそないと思いますが、プレーオフ圏内、３位、４位もあり得ます」
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　この記事を韓国メディア『デイリースポーツ』が取り上げた。「韓国サッカー、ワールドカップ最終予選脱落の可能性も。日本が見たホン・ミョンボ監督のパフォーマンス」と見出しを打ち、次のように報じた。

「ホン・ミョンボ監督体制で新たな出発をした韓国代表のパフォーマンスに対して、日本では首を傾げる雰囲気だ。大きな反転がなければ、北中米ワールドカップ本選に直行ではなく、アジア４次予選に回る可能性まで見通している」

　この記事に対し、韓国のファンからは次のような声が上った。

「よく言ってくれた！その通りだ」
「ホン・ミョンボ監督だから日本がそう思うのも無理はない」
「そうだ。敗退してこそ、状況は変わる」
「その主張は正しい。ミョンボは何を考えているんだ？」
「韓国サッカーが健全になるためには、敗退しなければならない」
「腐った水を抜いて新しい水を注げるのであれば、一度や二度の失敗は悪くない」
「黄金世代の選手を揃え、日本に後れを取っている間に何をしていたんだ？情けない奴らだ」

一方で、「その見方は正しいのか」「さすがに２位には入るだろう」「ホン監督を批判するのをやめて、一度は信じてみよう」といった意見もあった。

　監督選びのゴタゴタもあり、韓国サッカー協会への不満が溜まっているため、プレーオフ行きがいい薬になるとの見方も少なくないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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