「完璧なフィニッシュで日本を圧倒」U-20女子W杯覇者の北朝鮮をFIFA公式が称賛。ヤングなでしこにも言及「プレス突破の方法を見つけるのに苦労した」
カテゴリ:女子サッカー
2024年09月23日
オランダ、ブラジル、アメリカ、日本を撃破
ファイナルでヤングなでしこを1-0で破った北朝鮮が、コロンビアで開催されたU-20女子ワールドカップを制した。その戦いぶりをFIFA(国際サッカー連盟)の公式サイトが伝えた。
「ボゴタでは、激しさを原動力とするチームが最初から最後まで試合を支配し、17歳のスター選手チェ・イルソンが再び試合の勝利者となり、朝鮮民主主義人民共和国は3度目の優勝で歴史を塗り替えた」
グループステージを3戦全勝で首位突破。ノックアウトステージでも盤石の強さを見せた。
「他のチームが体力的に衰えていくなか、彼女たちは向上した。大会のビッグネームを次々と打ち負かした。グループステージでは2年前に準決勝に進出したオランダを、準々決勝では南米で10回優勝したブラジルを、準決勝では最多優勝記録保持者のアメリカを、そして2018 年のチャンピオンである日本を破った。
これにより、北朝鮮はドイツとアメリカに続き、U-20女子ワールドカップで三度優勝を果たした国となったが、この大会で最も優秀な世代の1つが、その記録を打ち立てたのは当然のことだった」
【画像】U-20女子ワールドカップに挑む!笑顔でポートレート撮影に臨んだヤングなでしこを特集!(Part1)
「ボゴタでは、激しさを原動力とするチームが最初から最後まで試合を支配し、17歳のスター選手チェ・イルソンが再び試合の勝利者となり、朝鮮民主主義人民共和国は3度目の優勝で歴史を塗り替えた」
グループステージを3戦全勝で首位突破。ノックアウトステージでも盤石の強さを見せた。
「他のチームが体力的に衰えていくなか、彼女たちは向上した。大会のビッグネームを次々と打ち負かした。グループステージでは2年前に準決勝に進出したオランダを、準々決勝では南米で10回優勝したブラジルを、準決勝では最多優勝記録保持者のアメリカを、そして2018 年のチャンピオンである日本を破った。
これにより、北朝鮮はドイツとアメリカに続き、U-20女子ワールドカップで三度優勝を果たした国となったが、この大会で最も優秀な世代の1つが、その記録を打ち立てたのは当然のことだった」
【画像】U-20女子ワールドカップに挑む!笑顔でポートレート撮影に臨んだヤングなでしこを特集!(Part1)
日本との決勝戦でも力の違いを見せつけた。
「リ・ソンホ監督が率いるチームは序盤から優位に立ち、勢いを緩めることなく、執拗なプレッシャーとオフ・ザ・ボールでの目まぐるしい動き、巧みなカウンター、そして完璧なフィニッシュで日本を圧倒した。
17歳のチェ・イルソンは開始5分に大熊茜の巧みなセーブに阻まれたが、15分には最高のソロゴールでリードをもたらした。
彼女は日本の左サイドでボールを拾い、困惑した佐々木里緒をかわしてペナルティエリアに突入し、大山愛笑をひねり倒してシュートを放った。シュートは日本のディフェンダー3人の間を矢のように通り抜け、白垣うのの頭を弾いてゴールに吸い込まれた」
一方の日本に関しては、「北朝鮮のプレスを突破する方法を見つけるのに苦労した」とし、「期待を込めて長距離シュートに頼らざるを得なくなり、そのうちの一つは前半終了間際に松窪真心が放ったシュートで、無害にゴールバーの上を越えた」など攻撃面の苦戦ぶりを報じる。
終了間際の日本の猛攻もシャットアウトした北朝鮮。FIFAは「試合は終盤に差し掛かると、予想通りの結果となった。コロンビアで圧倒的な強さを見せた北朝鮮は、今や史上最多三度の優勝国となった」と称えた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【PHOTO】U-20女子ワールドカップに挑む!笑顔でポートレート撮影に臨んだヤングなでしこを特集!(Part2)
【PHOTO】U-20女子ワールドカップに挑む各国代表戦士の笑顔弾けるポートレートを厳選!
【記事】アメリカ戦の欠場でかえって“神格化”された印象もある谷川萌々子。ただ、なでしこジャパンにとってニューヒロインの誕生は実に喜ばしい【コラム】
「リ・ソンホ監督が率いるチームは序盤から優位に立ち、勢いを緩めることなく、執拗なプレッシャーとオフ・ザ・ボールでの目まぐるしい動き、巧みなカウンター、そして完璧なフィニッシュで日本を圧倒した。
17歳のチェ・イルソンは開始5分に大熊茜の巧みなセーブに阻まれたが、15分には最高のソロゴールでリードをもたらした。
彼女は日本の左サイドでボールを拾い、困惑した佐々木里緒をかわしてペナルティエリアに突入し、大山愛笑をひねり倒してシュートを放った。シュートは日本のディフェンダー3人の間を矢のように通り抜け、白垣うのの頭を弾いてゴールに吸い込まれた」
一方の日本に関しては、「北朝鮮のプレスを突破する方法を見つけるのに苦労した」とし、「期待を込めて長距離シュートに頼らざるを得なくなり、そのうちの一つは前半終了間際に松窪真心が放ったシュートで、無害にゴールバーの上を越えた」など攻撃面の苦戦ぶりを報じる。
終了間際の日本の猛攻もシャットアウトした北朝鮮。FIFAは「試合は終盤に差し掛かると、予想通りの結果となった。コロンビアで圧倒的な強さを見せた北朝鮮は、今や史上最多三度の優勝国となった」と称えた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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