1-1で終了かと思いきや終了間際に…
現地9月10日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選のグループCで中国代表はサウジアラビアとのホームゲームを戦った。14分にCKから敵のオウンゴールで幸先良く先制点を挙げると、その直後にはサウジの司令塔であるモハメド・カノが蒋聖竜の腹部にキックをお見舞いして一発退場となる。中国はリードを奪い、かつ10人で戦うという願ってもない好機を得た。
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しかし、そのあとがいただけない。10人となって守備を固めるサウジに対して効果的な攻撃をまるで仕掛けられず、パスワークで詰まってはロングボールを繰り返す始末。39分にはCKから同点弾をゲットされて、1-1で前半を終えた。
後半に入っても4-4-2で臨んだ中国の攻撃に冴えはない。ボール支配でもサウジの後塵を拝し、ブランコ・イバンコビッチ監督は積極采配で揺さぶるも堅陣は崩せない。すると89分、またしてもCKから豪快なヘッドを突き刺されて万事休す。手痛い逆転負けを喫し、大連に押し寄せた6万大観衆は愕然とした。
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しかし、そのあとがいただけない。10人となって守備を固めるサウジに対して効果的な攻撃をまるで仕掛けられず、パスワークで詰まってはロングボールを繰り返す始末。39分にはCKから同点弾をゲットされて、1-1で前半を終えた。
後半に入っても4-4-2で臨んだ中国の攻撃に冴えはない。ボール支配でもサウジの後塵を拝し、ブランコ・イバンコビッチ監督は積極采配で揺さぶるも堅陣は崩せない。すると89分、またしてもCKから豪快なヘッドを突き刺されて万事休す。手痛い逆転負けを喫し、大連に押し寄せた6万大観衆は愕然とした。
中国全国紙『海報新聞』は「中国が絶好のチャンスを逃して痛恨の敗戦! 10人のサウジにさえ勝ち切れなかった」と評し、「試合前にスタンドには巨大な横断幕が登場し、『国のために戦え!』と記されていた。そんなファンの願望を叶えようとチームは最高のスタートを切ったが、この日も攻撃のアイデア不足を露呈。数的優位をほとんど活かせずに時間を浪費し、日本戦に続いてまたしてもCKから簡単に2失点を許する失態を演じ、逆転負けを喫したのだ」と断じた。
これでグループC唯一の2連敗となった中国は、勝点ゼロで最下位に沈んでいる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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