FC東京は７月30日、松木玖生がプレミアリーグに昇格したサウサンプトンに完全移籍すると発表した。

　21歳レフティは青森山田高を卒業後の2022年にFC東京でプロキャリアをスタート。ルーキーイヤーから主力として活躍し、３年目の今季は森重真人、小泉慶と共にキャプテンに就任して、ピッチ内外でチームを牽引した。
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　７月13日に海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームからの離脱が発表。同日に行なわれたJ１第23節・新潟戦に途中出場した松木は、試合後にはファン・サポーターに「ここで移籍してしまうのは心残りですが、自分の決めた道を信じて、またFC東京に在籍した偉大な選手になれるように頑張ります」などと挨拶していた。

　またクラブの公式HPを通じて、松木は以下のようにメッセージを発信。

「このたびサウサンプトンFCに完全移籍することになりました。そして2024-2025シーズンはギョズテペSK（トルコ）に行くことになりました。

　まず、シーズン中にも関わらず、自分の挑戦を後押ししていただいたクラブのみなさま、チームメイトに感謝しています。東京では、２年半本当に多くのことを学ばさせていただきました。この２年半、自分は本当に幸せでした。

　東京での様々な経験を活かし、これからも自分らしくチャレンジしていきたいと思います。これからも東京のことをずっと応援していきますので、自分のことも応援していただけたら嬉しいです。本当にありがとうございました！」

　パリ五輪に臨む大岩ジャパンでは、本大会の登録メンバー入りが有力視されていたが、移籍の可能性が考慮されて選外に。４年に一度の大舞台に参戦できない代わりに、海外移籍を叶えた男は、新天地でどんな進化を遂げるか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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