１月19日に開催されるアジアカップのグループD第２節で、森保ジャパンはイラクと対戦する。

　グループ内で最も手強い相手を下し、連勝を飾れるか。激しい戦いが予想される大一番を前に、英誌『FourFourTwo』の韓国版が「約束の地カタール！日本、イラクを抑えてD組１位＋16強進出確定か？」と題した熱量溢れる記事を掲載。ライバルの行く末を鋭く考察している。

「日本は2011年にカタールでアジアカップ制覇を果たした。2022年には同国のワールドカップでベスト16入りし、２大会連続で決勝トーナメントに進出した。そして再びカタールに戻り、タイトルを狙っている。スタートは順調だ。ベトナムを４－２で破り、D組１位に浮上。翌日、イラクがインドネシアを３－１で下したが、得点差でリードしている」
【アジア杯PHOTO】イラク戦前日の日本代表の選手たちの表情

『FourFourTwo』はまた、「勝利が切実なもう１つの理由は韓国？」と話題を振り、グループEに入る自国と決勝トーナメントでいきなりぶつかるパターンに着目。「日本とイラクはグループステージ突破以上を考えているチームだ。そのため、両チームにとって勝利は絶対に必要だ。２位を避けるためである」と声高々に訴えた。

「日本とイラクは第３戦でそれぞれインドネシアとベトナムと対戦する。その２チームは比較的弱く、勝利する可能性が高いため、この試合に勝利したチームがグループ１位、負けたほうが２位になると予想される。２位でも16強に進出できるが、その相手が問題だ。D組２位はE組１位と対戦するなかで、E組には64年ぶりのアジア制覇を目ざす韓国がいる。

　韓国はアジア最強チームの１つだ。カタール・ワールドカップでもベスト16に進出し、その力を見せた。スーパースターのソン・フンミンを中心に、イ・ガンイン、ファン・ヒチャン、キム・ミンジェなど欧州のビッグリーグで名を馳せている選手が多い。そのため、E組１位が有力だ。日本とイラクにとっては、16強で会いたくない相手“１位”だ」

　お隣グループの首位攻防戦に興味津々の韓国メディアは、「この試合に勝てば、勝点３以上のものを手に入れられる。日本とイラク、どちらがそれを手に入れるのか、楽しみな試合だ」と締め括った。まだ初戦を終えた段階だが、すでに視線の先は、D組が絡むベスト16にあるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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