第19回アジア大会・男子サッカー準決勝で香港に４－０と圧勝した日本は、10月７日に決勝戦で韓国と激突する。

　2018年の前回大会決勝でも日本は韓国と対戦しており、延長戦の末に１－２で敗れ準優勝で終わった。今回は、勝てば13年ぶり２度目の戴冠となる一戦で、アジアのライバルを相手にリベンジに燃えている。
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　注目の日韓戦に向けて、元韓国代表DFのイ・ヨンピョ氏が、この大一番を展望。同国メディア『OSEN』が伝えた。

　同氏は日本の印象を「思ったより弱いなと感じた」と正直に明かしたうえで、「日本の最大の強みはポジショニングだ。前線から強力なプレッシャーをかけてくる。これまでの試合よりも、テンポを早くプレーしなければならない」と、韓国チームに助言している。

　ただ、日韓戦において「私が今まで行なった分析は、この対戦にはあまり意味がない」と言いつつ、自身の見解を語った。

「一言で言えば『百聞は一見にしかず』だ。韓国の目的は金メダルであり、この試合ですべてが決まる。前回のアジア大会決勝戦では、韓国が延長戦の末に日本を破ったが、こういった対戦は延長になる可能性が非常に高い。できれば、90分以内に終わってほしい。PK戦はダメだ」

　３大会連続でワールドカップに出場するなど大舞台も経験した韓国代表のレジェンドが、母国の勝利を切に願った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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