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グループステージを3連勝で終え、とりわけ最終戦で強豪スペインを4-0で下した日本のパフォーマンスは世界に衝撃を与えた。大会前の欧米メディアによる下馬評はあくまでダークホースの域を出なかったが、いまや軒並みトップランクに位置づけている。
大手メディアは今大会期間中、出場32か国のパワーランキングを随時更新してきた。ラウンド・オブ16の開幕を前に各メディアはあらためて順位を確定させ、日本はいずれからも「トップ2以内」の評価を得るに至った。
米スポーツ誌『Sports Illustrated』は1位にイングランドを推し、日本をそれに次ぐ2番手に据えた。「グループステージで日本以上に驚異的なパフォーマンスをみせたチームはいない。11得点・0失点と文句なしの内容。最近はすっかりヨーロッパの強豪国に押されっぱなしだった日本が、一挙に優勝候補に躍り出たのだ」と褒めちぎる。
そのうえで、「高度なパスサッカーが自慢で、今大会のトレンドリーダーとも言えるスペインを見事なまでに封じ込み、攻略した。頂点への道のりは険しいが、自信を深める守備戦術と電光石火のカウンターで優勝候補たちをなぎ倒す可能性は十分にある。完璧な嵐を巻き起こすだろう」と評した。同誌は3位にオランダ、4位にアメリカ、5位にはフランスをセレクトしている。
英高級紙『The Guardian』は日本をトップに選んだ。「フトシ・イケダ(池田太)が率いるチームは間違いなく今大会ベスト。スペイン戦の快勝劇は評価を一変させるだけのハイパフォーマンスだった」と称え、「ヒナタ・ミヤザワ(宮澤ひなた)は4得点を挙げて中盤で輝きを放っている」と紹介した。2番手にスウェーデン、3番手にイングランドをチョイスし、オランダ、コロンビアが続いている。3連覇に挑むアメリカは「戦術的なビジョンが欠落している」と断じ、13番目の評価と手厳しい。
アメリカの大手ネットワーク局『FOX』も日本を優勝候補筆頭と見なしており、「現時点で最高のチーム」と絶賛。2位以下はオランダ、イングランド、スペイン、フランスの順だ。同じく米ネットワーク局『NBC』もランキングを更新し、日本を「優勝候補」カテゴリーの2番手に指名した。こちらは1位がイングランドで、日本の後にアメリカ、フランス、オランダがつく力関係と見ている。