日本にプロリーグが誕生して“30周年”を迎える2023年シーズン。２月17日にいよいよ今季の「J１」が幕を開ける。メモリアルイヤーにタイトルを手にするのはどのチームか。現役時代は平塚や鹿島で活躍し、日本代表では98年フランスW杯に出場した名良橋晃氏にJ１リーグの順位を予想してもらった。

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　充実の戦力に小菊昭雄監督のスタイルが浸透しているC大阪が優勝候補筆頭か。２年連続でルヴァンカップ準優勝と実績を残しつつある。攻守にハードワークするスタイルのなかで、レオ・セアラやジョルディ・クルークス、香川真司ら注目の新顔が上手く融合すれば面白い。

　横浜も相変わらず選手層は厚いが、岩田智輝の退団が響きそう。３位予想の鹿島は補強からも本気度を感じる。注目は和泉竜司、米本拓司、キャスパー・ユンカーと各ポジションに長谷川健太監督の戦術に合いそうな選手を加えた名古屋だ。

　横浜FCは再構築とも言える大胆な入れ替えに残留への本気さを感じるが、チームに一体感を生むために時間を費やしそう。昨季得点力不足に苦しんだ福岡や京都も、課題を解決できなければ下位争い巻き込まれかねない。
 

●名良橋氏のJ１順位予想
１　C大阪
２　横浜
３　鹿島
―▲ACL出場圏内―
４　川崎
５　広島
６　FC東京
７　名古屋
８　浦和
９　柏
10　鳥栖
11　G大阪
12　札幌
13　神戸
14　湘南
15　新潟
16　京都
17　福岡
―▼J２自動降格圏内―
18　横浜FC

構成●サッカーダイジェスト編集部

※サッカーダイジェスト 2023年２月23日号から転載。一部加筆修正あり。

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