10月31 日（土）･11月１日（日）、関東大学サッカーリーグ第20節の試合が行なわれた。
 
　早稲田大が苦戦しながらも順天堂大から貴重な１勝点を挙げたことで、前節同様に１部単独首位の座は守られた。しかし、前節３位の明治大は最下位の中央大に勝利し（これで中央大の２部降格が決定）、同２位の慶應義塾大も同４位だった国士舘大の可能性を粉砕する完勝。それぞれ37勝点で首位に勝点１差まで肉薄した。リーグは残り２試合。優勝を巡る争いは上位３チームに絞られたが、それぞれの対戦相手は手強く、また慶応義塾大と明治大は最終節に直接対決を残す。まさに白熱の戦いが繰り広げられることになるだろう。
 
　２部でも残る１枠を巡る昇格争いが、筑波大、関東学院大、そして東洋大の３チームに絞られた。今節の試合では３チームがともに完封勝利を挙げており、気力は充実している。残る２試合の対戦予定では、優勝を決めている日本体育大が、次節で筑波大と、最終節で関東学院大と対戦し、さらに最終節は筑波大と東洋大が直接対決する。ちなみに日本体育大は前節に続いて今節も敗戦し、今季初の連敗を喫している。１部の優勝争いと同様に、２部の昇格を巡る争いからも目が離せない。20節、全12試合の結果は以下のとおり。


【20節の試合結果】
10/31（土）
明治大　２－１　中央大（味フィ西／826人）
得点者／明＝瀬川、和泉　中＝内田

国士館大　０－３　慶應義塾大（味フィ西／1,051人）
得点者／山本×２、渡辺

早稲田大　１－１　順天堂大（たつのこ／174人）
得点者／早＝宮本　順＝佐野

流通経済大　０－２　法政大（たつのこ／223人）
得点者／清谷、上田

11/1（日）
専修大　２－３　桐蔭横浜大（保土ヶ谷／496人）
得点者／専＝深澤、山川　桐＝依田、今関、鈴木

駒澤大　１－２　神奈川大（保土ヶ谷／662人）
得点者／駒＝吉岡　神＝徳野、鈴木

【１部順位表】

順位	チーム名	勝点	勝	分	敗	得点	失点	得失点差
１	早稲田大	38	11	５	4	23	17	6
２	慶應義塾大	37	10	7	3	37	20	17
３	明治大	37	11	4	５	34	22	12
４	国士舘大	33	10	3	７	44	26	18
５	流通経済大	30	８	６	6	25	20	５
６	法政大	29	９	２	9	27	27	０
７	順天堂大	27	７	６	７	28	30	-2
８	専修大	25	6	7	7	26	22	４
９	駒澤大	23	7	２	11	24	33	-９
10	桐蔭横浜大	22	６	４	10	28	45	-17
11	神奈川大	19	３	10	７	15	25	-10
12	中央大	11	３	２	15	26	50	-24

 

[２部] 
10/31（土）
東京国際大　１－１　拓殖大（東学大Ｇ／167人）
得点者／東＝町田　拓＝益子

東京学芸大　３－４　日本大（東学大Ｇ／555人）
得点者／東＝五十嵐×２、菅　日＝高山×２、狩野、山口

11/１（日）
関東学院大　３－０　東海大（朝鮮大Ｇ／158人）
得点者／萱沼、亀井、富樫

東洋大　２－０　朝鮮大学校（朝鮮大Ｇ／200人）
得点者／仙頭、浦上

筑波大　７－０　産業能率大（産能大Ｇ／321人）
得点者／若杉×３、中野×３、会津

日本体育大　１－２　青山学院大（産能大Ｇ／297人）
得点者／日＝渡邉　青＝伊藤、荒木


【２部順位表】

順位	チーム名	勝点	勝	分	敗	得点	失点	得失点差
１	日本体育大	49	16	１	３	47	17	30
２	筑波大	42	13	3	4	47	22	25
３	関東学院大	41	13	2	5	46	27	19
４	東洋大	39	12	３	５	40	19	21
５	青山学院大	30	９	３	８	33	38	-5
６	朝鮮大学校	28	７	７	６	33	31	２
７	東京学芸大	25	７	4	９	29	27	２
８	東海大	20	６	２	12	20	39	-19
９	拓殖大	19	４	７	9	26	36	-10
10	東京国際大	19	5	４	11	18	28	-10
11	産業能率大	13	３	４	13	27	53	-26
12	日本大	13	3	４	13	15	44	-29

※左がホームチーム／味フィ西＝味の素フィールド西が丘、たつのこ＝龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールド、保土ヶ谷＝県立保土ヶ谷公園サッカー場、東学大G＝東京学芸大学グラウンド、朝鮮大G＝朝鮮大学校グラウンド、産能大G＝産業能率大学第２グラウンド