かつての川島のように、土壇場で序列をひっくり返せるか
日本代表は9月27日、キリンチャレンジカップ2022でエクアドル代表とドイツのデュッセルドルフ・アレーナで対戦し、スコアレスドローに終わった。
古橋亨梧や途中出場の鎌田大地がチャンスをモノにできず、攻撃陣に課題が見えた一方で、大きなインパクトを残したのが、シュミット・ダニエルだ。終盤の83分、谷口彰悟がペナルティエリア内で痛恨のファウルを犯し、PKを献上するも、エネル・バレンシアのキックを完全に読み切りストップ。絶体絶命のピンチを見事に救って見せた。
シント=トロイデン(STVV)で正GKを務める30歳の活躍に、ベルギー紙『HBVL』も即座に反応。「シュミット・ダニエルがペナルティを止め、日本代表監督を感心させる」と見出しを打ち、こう伝えている。
古橋亨梧や途中出場の鎌田大地がチャンスをモノにできず、攻撃陣に課題が見えた一方で、大きなインパクトを残したのが、シュミット・ダニエルだ。終盤の83分、谷口彰悟がペナルティエリア内で痛恨のファウルを犯し、PKを献上するも、エネル・バレンシアのキックを完全に読み切りストップ。絶体絶命のピンチを見事に救って見せた。
シント=トロイデン(STVV)で正GKを務める30歳の活躍に、ベルギー紙『HBVL』も即座に反応。「シュミット・ダニエルがペナルティを止め、日本代表監督を感心させる」と見出しを打ち、こう伝えている。
「GKシュミット(STVV)は、日本代表のファーストチョイスとしてカタール・ワールドカップに出場する可能性はまだあるのだろうか? 11回目の代表戦出場となった30歳の働き者が、監督のモリヤスにまたアピールした。エクアドルとの練習試合で、83分にエネル・バレンシアが蹴ったペナルティを止めるなど、巧みなセーブで無失点に抑えたのだ。
ジュンヤ・イトウ(元ヘンク)がサブメンバーとして少し休みを与えられたこともあり、終盤はやはりダイチ・カマダ(元STVV)が勝ち越しゴールに迫った。エクアドル代表では、先週金曜日のサウジアラビア戦で先発出場したアンヘロ・プレシアード(ヘンク)が不出場となった」
所属クラブでは確固たる地位を確立しているシュミットだが、日本代表では権田修一(負傷のためエクアドル戦を前に離脱)の後塵を拝し、2番手以下に甘んじている。
今回のビッグセーブを1つのきっかけとし、かつて川島永嗣が南アフリカW杯直前で楢崎正剛からポジションを奪ったように、土壇場で序列をひっくり返せるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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所属クラブでは確固たる地位を確立しているシュミットだが、日本代表では権田修一(負傷のためエクアドル戦を前に離脱)の後塵を拝し、2番手以下に甘んじている。
今回のビッグセーブを1つのきっかけとし、かつて川島永嗣が南アフリカW杯直前で楢崎正剛からポジションを奪ったように、土壇場で序列をひっくり返せるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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