浦和戦でエムバペ、メッシ、ネイマールに引けを取らない輝きを放ったパリSG戦士は?

カテゴリ:メガクラブ

永福 海(ワールドサッカーダイジェスト編集部)

2022年07月23日

モビリティの高さが魅力のアタッカー

23日の浦和戦で先制ゴールを奪ったサラビア。(C)SOCCER DIGEST

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 パリ・サンジェルマンは7月23日に開催された『エアトリ presents Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2022』の第2戦で、浦和レッズと埼玉スタジアム2002で対戦し、3-0で勝利した。

 パリSGは初戦の川崎戦からメンバーを大幅に変更。ネイマールやリオネル・メッシがスタメンから外れたなか、キリアン・エムバペは2戦連続の先発出場、初戦を足の痛みで大事を取って欠場したマルコ・ヴェッラッティがスタメンに名を連ねた。

 この試合で別次元の活躍を見せ、1ゴールを挙げたエムバペとともにパリSGの攻撃を活性化させたのが、先制ゴールを奪ったパブロ・サラビアだ。
 

 16分、イカルディの落としに反応すると、利き足とは逆足の右足を振り抜き先制ゴールを挙げてみせた。ゴール後の「敬礼」パフォーマンスは、軍属だった父への敬意を表すもので、今ではセレブレーションとして定着している。

 前線を広範囲に動いて味方からのパスを引き出すモビリティの高さは、メッシやネイマールとはまた違ったサラビアの魅力のひとつだ。

 ともに先発したエムバペとマウロ・イカルディとポジションチェンジを繰り返しながら、前線のスペースを見つけてタイミング良く飛び込み、浦和守備陣の脅威となった。

 前半で若手逸材のFWアルノー・カリムエンドと交代したが、エムバペ、メッシ、ネイマールとともに攻撃面で、大きなインパクトを残した。

取材・文●永福 海(ワールドサッカーダイジェスト編集部)

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