「言われた言葉は本当にそうだと…」
カタールで開催されるU-17ワールドカップを戦うU-17日本代表が、11月3日の本大会初戦に向け、千葉県内で最終調整を行なっている。
10月23日、大会に挑む21名のメンバーとトレーニングパートナーの4名は、午前中に1時間半ほどの練習で汗を流した。
本番モードに入りつつあり、選手たちの緊張感も高まってきている。ピッチ外ではフレンドリーな雰囲気を醸し出しつつも、グラウンド上ではスタッフからの声掛けにも真剣な眼差しで受け答えをしていた。そのなかで、23日の練習には特別ゲストが登場。現役時代は磐田などで活躍し、A代表でも結果を残した前田遼一コーチだ。
現在、A代表を担当する前田コーチは、21日に開催されたスタッフの決起集会に森保一監督らとともに参加し、その場で今回の活動に顔を出すことが決まったという。活動初日となった22日のトレーニングにも姿を見せ、ピッチの外から選手たちのプレーに視線を送った。
そして、この日は実際にグラウンドの中に入り、攻撃陣の選手を中心に指導。アドバイスだけではなく、全選手を前に世界で戦うための心構えを説いた。実際に話を聞いたGK平野稜太(大分U-18/3年)は言う。
「普段の練習からやっていることが、本番にも出る。前田コーチから言われた言葉は本当にそうだと思いました。練習からこだわらないといけない。フォワードの選手を中心に指導してもらったんですけど、本当に心構えが大事だなと感じました」
10月23日、大会に挑む21名のメンバーとトレーニングパートナーの4名は、午前中に1時間半ほどの練習で汗を流した。
本番モードに入りつつあり、選手たちの緊張感も高まってきている。ピッチ外ではフレンドリーな雰囲気を醸し出しつつも、グラウンド上ではスタッフからの声掛けにも真剣な眼差しで受け答えをしていた。そのなかで、23日の練習には特別ゲストが登場。現役時代は磐田などで活躍し、A代表でも結果を残した前田遼一コーチだ。
現在、A代表を担当する前田コーチは、21日に開催されたスタッフの決起集会に森保一監督らとともに参加し、その場で今回の活動に顔を出すことが決まったという。活動初日となった22日のトレーニングにも姿を見せ、ピッチの外から選手たちのプレーに視線を送った。
そして、この日は実際にグラウンドの中に入り、攻撃陣の選手を中心に指導。アドバイスだけではなく、全選手を前に世界で戦うための心構えを説いた。実際に話を聞いたGK平野稜太(大分U-18/3年)は言う。
「普段の練習からやっていることが、本番にも出る。前田コーチから言われた言葉は本当にそうだと思いました。練習からこだわらないといけない。フォワードの選手を中心に指導してもらったんですけど、本当に心構えが大事だなと感じました」
開幕まであと12日。残された時間は多くない。24日に行なわれるトレーニングマッチが終われば空港に向かい、直前合宿の地となるUAEに入る。ここから新たなに何かを身につけることは難しく、劇的に何かが変わるわけではない。
CB田中義峯(浦和ユース/2年)が「いまさら自分のウィークポイントを劇的に改善するのは難しい。多少は変えられると思うけど、まずは自分の武器で挑戦する。そういうのをプレーで表現したい」と話したように、今まで積み上げてきた取り組みがプレーに表れる。
A代表で選手としてもコーチとしても多くの実績を持つ偉大な先輩から贈られた言葉は何より説得力があり、彼らの心に響いたのは間違いない。
また、A代表に携わるコーチの存在は選手にとってもプラスであり、“サムライブルー”という存在をより直接的に意識できるきっかけにもなった。「刺激になった」と平野が明かした通り、来年6月のワールドカップを目ざすチームに携わる前田コーチと直接関わる機会があった点は選手たちの心をくすぐったはずだ。
心構えを説かれ、気を引き締め直した日本の未来を担う若き選手たち。さらなる成長と高みを目ざすなかで、前田コーチとの遭遇はモチベーションを高めるうえでもプラスになったはずだ。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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A代表で選手としてもコーチとしても多くの実績を持つ偉大な先輩から贈られた言葉は何より説得力があり、彼らの心に響いたのは間違いない。
また、A代表に携わるコーチの存在は選手にとってもプラスであり、“サムライブルー”という存在をより直接的に意識できるきっかけにもなった。「刺激になった」と平野が明かした通り、来年6月のワールドカップを目ざすチームに携わる前田コーチと直接関わる機会があった点は選手たちの心をくすぐったはずだ。
心構えを説かれ、気を引き締め直した日本の未来を担う若き選手たち。さらなる成長と高みを目ざすなかで、前田コーチとの遭遇はモチベーションを高めるうえでもプラスになったはずだ。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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