J1リーグ32節のベストイレブン! MVPは劇的決勝弾の前田大然!

カテゴリ:動画

2021年10月19日

チアゴ・マルチンスは最多8回選出

 Jリーグは、10月16・17日にJ1第32節の7試合を各地で開催した。ここでは、先週末に行なわれた試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介していく。

 主役は、劣勢の戦いを覆す決勝弾を叩き込んだ横浜の前田大然だ。

 札幌戦に先発した前田は、同点で迎えた88分、天野純のクロスに飛び込み値千金の決勝弾をマークした。得点ランキングのトップをキープするゴールのみならず、前半のうちに相手に先制を許す苦しいゲーム展開のなか、攻守にわたるハードワークでも大きく貢献した快速アタッカーを今節のMVPに選出した。

 同じく横浜からは90分間落ち着いて相手の攻撃に対処し、追加点を許さなかったチアゴ・マルチンスもピックアップ。抜群のスプリント力を誇る助っ人DFは最多8回目のベストイレブン入りとなった。

 そのほか、残留争いのライバル対決を制した大分からは3選手、横浜FCからは2選手をそれぞれセレクトしている。
 
【今節のベストイレブン】
GK
1 東口順昭(G大阪)6.5●2回目

ビッグセーブ2本でチームを救った。60分には汰木との1対1をストップし、90+6分には田中のシュートの前に立ちはだかった。

DF
25 大南拓磨(柏)6.5●2回目

積極的に前で仕掛けをみせ、先制点も演出。走行距離もスプリント回数もチーム最多で、サイドで主導権を握って勝利に貢献した。

13 チアゴ・マルチンス(横浜)6.5●8回目
カウンターにも冷静に対応。しっかりと相手に身体を寄せ、対人や空中戦にも負けず、90分間落ち着き払っていた。

14 エンリケ・トレヴィザン(大分)6.5●4回目
仙台のロングボール、クロスを力強く跳ね返し続け、ゴール前に寄せ付けず、決定機を与えなかった。

20 三丸 拡(柏)6.5●初選出
上がる場面やクロスがそれほど多かったわけではないが、ここぞという好判断でゴール前まで侵入してJ1初ゴール。まさに値千金の一発だった。

MF
6 瀬古 樹(横浜FC)6.5●2回目

攻撃をやや自重しつつも2アシスト。相変わらずの安定感で替えの効かない存在に。

11 下田北斗(大分)7●初選出
サイドチェンジを有効に使い、90分間運動量が落ちることなくボールに絡み続け、試合を支配した。先制点につながるロングフィードも絶妙。

16 渡邉新太(大分)7●初選出
得点への嗅覚を発揮し、先制ゴールを仕留め、大事な追加点は落ち着いてPKを決めて勝利に貢献した。素晴らしい2ゴールだった。

FW
31 サウロ・ミネイロ(横浜FC)7●初選出

豊かなスピードと決定力の高さを見せつけ2得点。72分の決定機は決めたかったが、相手の脅威となり続けた。

49 ドウグラス(神戸)7●3回目
なかなか崩せなかった福岡の守備を得意のヘディングでこじ開けた。貴重な勝点3で3位キープの立役者に。

THIS WEEK MVP
38 前田大然(横浜)7●6回目

前半から何度もゴール前へ飛び込み、相手の脅威に。88分には天野のクロスに飛び込んで値千金の決勝弾。得点ランクトップを走る男がこの日のヒーローとなった。攻守にわたるハードワークにも拍手を送りたい。

※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
●は今シーズンのベストイレブン選出回数。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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