鹿島の荒木遼太郎も圧巻のパフォーマンス
J1リーグは8月13、14、15日に、大雨の影響で中止となった神戸対広島を除く第24節の9試合を各地で開催した。ここでは、今節に行なわれた試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介していく。
特大の輝きを放ったのが横浜の前田大然だ。
大分戦で先発した前田は、仲川輝人が右サイドを抉って供給したクロスをダイレクトで押し込み30分に先制弾を決める。2-1とリードして迎えた後半には、得意のスプリントから左サイドを抜け出し中央へパスし、レオ・セアラの2点目をアシストした。ハイライトは75分。交代出場の水沼宏太が出した浮き球のパスに反応すると、アウトサイドで華麗なトラップ。さらに相手GKの位置を冷静に見極めループシュートで追加点を挙げる。終盤にはヘディングで加点し、圧巻の3ゴール、1アシスト。高採点「8」をマークした快足アタッカーを今節のMVPに選定した。
そのほか、2ゴールの鹿島のMF荒木遼太郎、柏のDFエメルソン・サントス、GKキム・スンギュ、札幌のDF福森晃斗とMF青木亮太、FC東京のFWアダイウトンなどを選出している。
特大の輝きを放ったのが横浜の前田大然だ。
大分戦で先発した前田は、仲川輝人が右サイドを抉って供給したクロスをダイレクトで押し込み30分に先制弾を決める。2-1とリードして迎えた後半には、得意のスプリントから左サイドを抜け出し中央へパスし、レオ・セアラの2点目をアシストした。ハイライトは75分。交代出場の水沼宏太が出した浮き球のパスに反応すると、アウトサイドで華麗なトラップ。さらに相手GKの位置を冷静に見極めループシュートで追加点を挙げる。終盤にはヘディングで加点し、圧巻の3ゴール、1アシスト。高採点「8」をマークした快足アタッカーを今節のMVPに選定した。
そのほか、2ゴールの鹿島のMF荒木遼太郎、柏のDFエメルソン・サントス、GKキム・スンギュ、札幌のDF福森晃斗とMF青木亮太、FC東京のFWアダイウトンなどを選出している。
【今節のベストイレブン】
GK
17 キム ・スンギュ(柏)7.5●初選出
退場者を出したあとは川崎の多彩な攻撃にさらされながらも、神がかり的なセーブで決定機をことごとく食い止めた。また、クロス対応や背後へのボールの処理でも安定した守備を見せた。苦しい試合で勝点を獲得できた最大の要因。
DF
5 エメルソン・サントス(柏)6.5●初選出
L・ダミアンとのマッチアップではタイトなマーキングで起点を作らせず。また、守備面のみならず前線へのパスやミドルシュートでも存在感を見せた。
20 キム・ミンテ(名古屋)7●初選出
ほぼ練習で合わせることのなかった守備戦術にも柔軟に対応。危機察知能力と対人の強さで湘南の攻撃に起点を作らせなかった。決勝点まで決め、このうえない新天地デビュー戦に。
5 福森晃斗(札幌)7●2回目
武器である左足から見事なフィードで2得点を演出。守備でも献身的に身体を張り、攻守両面で勝利に貢献した。
MF
6 扇原貴宏(横浜)6.5●2回目
安定感抜群でチームをコントロール。ハイライトは55分で、得意の左足から鋭いスルーパスを前田へ送り、チームの3点目の起点となった。
28 青木亮太(札幌)7●初選出
タイミングのよい動き出しでJ1初ゴールを含む2得点。それ以外にも要所で高い技術力を発揮して活躍を見せた。
13 荒木遼太郎(鹿島)7.5●5回目
2ゴールを叩き込んだだけではなく、それ以外でもたびたびチャンスを創出し、圧巻のパフォーマンス。攻撃のキーマンたる根拠を自らのプレーで示した。
33 江坂 任(浦和)7●4回目(柏時代3回を含む)
攻撃センスは抜群。PKで決勝ゴールを奪っただけでなく、絶妙なポジションでボールを受けると、巧みなテクニックを駆使してチャンスを創出した。胸でコースを変えたアシストも見事だった。
FW
15 アダイウトン(FC東京)7●2回目
先制弾、2点目ともに段違いのスピードを見せて的確にゲット。さすがとも言えるプレーぶりだった。
15 明本考浩(浦和)7●4回目
DFをかわして決めたゴールは素晴らしく、82分には相手のファウルを誘発してPKを獲得。前線からのスプリントも実に効いていて、攻守に渡って大きな貢献度だった。この日極上の輝きを放ってみせた。
THIS WEEK MVP
38 前田大然(横浜)8●4回目
1点目はクロスをダイレクトで合わせ、2点目は後ろからのボールを綺麗にコントロールし、出てきていたGKのポジショニングを見たループシュート。3点目はヘディング弾。さらに、L・セアラの2点目もアシスト。圧巻の3ゴール・1アシストを記録した。
※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
●は今シーズンのベストイレブン選出回数。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
GK
17 キム ・スンギュ(柏)7.5●初選出
退場者を出したあとは川崎の多彩な攻撃にさらされながらも、神がかり的なセーブで決定機をことごとく食い止めた。また、クロス対応や背後へのボールの処理でも安定した守備を見せた。苦しい試合で勝点を獲得できた最大の要因。
DF
5 エメルソン・サントス(柏)6.5●初選出
L・ダミアンとのマッチアップではタイトなマーキングで起点を作らせず。また、守備面のみならず前線へのパスやミドルシュートでも存在感を見せた。
20 キム・ミンテ(名古屋)7●初選出
ほぼ練習で合わせることのなかった守備戦術にも柔軟に対応。危機察知能力と対人の強さで湘南の攻撃に起点を作らせなかった。決勝点まで決め、このうえない新天地デビュー戦に。
5 福森晃斗(札幌)7●2回目
武器である左足から見事なフィードで2得点を演出。守備でも献身的に身体を張り、攻守両面で勝利に貢献した。
MF
6 扇原貴宏(横浜)6.5●2回目
安定感抜群でチームをコントロール。ハイライトは55分で、得意の左足から鋭いスルーパスを前田へ送り、チームの3点目の起点となった。
28 青木亮太(札幌)7●初選出
タイミングのよい動き出しでJ1初ゴールを含む2得点。それ以外にも要所で高い技術力を発揮して活躍を見せた。
13 荒木遼太郎(鹿島)7.5●5回目
2ゴールを叩き込んだだけではなく、それ以外でもたびたびチャンスを創出し、圧巻のパフォーマンス。攻撃のキーマンたる根拠を自らのプレーで示した。
33 江坂 任(浦和)7●4回目(柏時代3回を含む)
攻撃センスは抜群。PKで決勝ゴールを奪っただけでなく、絶妙なポジションでボールを受けると、巧みなテクニックを駆使してチャンスを創出した。胸でコースを変えたアシストも見事だった。
FW
15 アダイウトン(FC東京)7●2回目
先制弾、2点目ともに段違いのスピードを見せて的確にゲット。さすがとも言えるプレーぶりだった。
15 明本考浩(浦和)7●4回目
DFをかわして決めたゴールは素晴らしく、82分には相手のファウルを誘発してPKを獲得。前線からのスプリントも実に効いていて、攻守に渡って大きな貢献度だった。この日極上の輝きを放ってみせた。
THIS WEEK MVP
38 前田大然(横浜)8●4回目
1点目はクロスをダイレクトで合わせ、2点目は後ろからのボールを綺麗にコントロールし、出てきていたGKのポジショニングを見たループシュート。3点目はヘディング弾。さらに、L・セアラの2点目もアシスト。圧巻の3ゴール・1アシストを記録した。
※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
●は今シーズンのベストイレブン選出回数。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部