浦和に完封勝利の大分から最多3選手をチョイス
J1リーグは7月10、11日に第22節の7試合を各地で開催した。なお同節は、ACL出場チームの1試合がすでに行なわれ、残り2試合が今後に予定されている。ここでは、今週末に行なわれた7試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介していく。
今節の主役はビッグセーブでチームを救った横浜FCのGK六反勇治だ。
広島戦で先発した六反は、1点リードで迎えた63分、青山敏弘とのコンビネーションから抜け出してきた鮎川峻と1対1の局面を迎えるが、右足を伸ばしてこれをセーブ。その後も攻め込まれる展開を凌ぎ切り、8試合ぶり今季2度目の白星を勝ち取った。文字通り守護神としてチームを救った六反を今節のMVPに選出した。
そのほか、浦和を破った大分からエンリケ・トレヴィザン、三竿雄斗、町田也真人の3選手を、復調の足がかりになるような好ゲームで鹿島を下した柏のペドロ・ハウル、ヒシャルジソンの2選手などを選出している。
今節の主役はビッグセーブでチームを救った横浜FCのGK六反勇治だ。
広島戦で先発した六反は、1点リードで迎えた63分、青山敏弘とのコンビネーションから抜け出してきた鮎川峻と1対1の局面を迎えるが、右足を伸ばしてこれをセーブ。その後も攻め込まれる展開を凌ぎ切り、8試合ぶり今季2度目の白星を勝ち取った。文字通り守護神としてチームを救った六反を今節のMVPに選出した。
そのほか、浦和を破った大分からエンリケ・トレヴィザン、三竿雄斗、町田也真人の3選手を、復調の足がかりになるような好ゲームで鹿島を下した柏のペドロ・ハウル、ヒシャルジソンの2選手などを選出している。
【今節のベストイレブン】
THIS WEEK MVP
GK
44 六反勇治(横浜FC)7●2回目
よく声を出してチームをリード。63分にはビッグセーブでチームを救って勝利に大きく貢献。
DF
4 原 輝綺(清水)7●2回目
開始2分、片山のロングスローから生まれたルーズボールを、ダイレクトで振り抜き、2試合連続のゴールを決めた。また、19分の徳島のオウンゴールを誘うプレーにも絡み、ボールを奪取した後の攻撃参加では徳島を苦しめ続けた。全得点に絡み、アウェーでの勝点1獲得に大きく貢献し、本日のMOMに。
14 エンリケ・トレヴィザン(大分)6.5●2回目
前線からチェイシングができるように高い位置に最終ラインを設定。最終局面で身体を張ったブロックで得点を阻止した。
3 三竿雄斗(大分)6.5●初選出
出場停止明けで強い思いを感じた。前半から攻守にアグレッシブな姿勢を貫いた。43分にはボールを奪い、そのまま持ち上がりチャンスを作った。
25 真瀬拓海(仙台)7●初選出
ここ最近高まっていたゴール前でシュートまで持ち込む意識が実り、赤﨑のクロスを見事ゴールに押し込んだ。後半にも惜しいシュートを放つなど、攻撃面で相手の脅威となった。守備でもよく走って身体を張り、勝点1奪取に大きく貢献した。
3 袴田裕太郎(横浜FC)6.5●初選出
広島の柏が逆サイドから流れてきた時にマークが曖昧になる場面あったが、集中して対応し続けた。
MF
8 ヒシャルジソン(柏)6.5●初選出
セカンドボールをよく拾い、2次攻撃につなげた働きぶりは評価に値。ボール奪取後にはオフェンスの推進力をもたらし、49分にはクリスティアーノのチャンスに関わった。
8 町田也真人(大分)7●2回目
長沢、小林との距離感がよく、ギャップでパスを受けて急所をついた。先制ゴールはGKの立ち位置を見て冷静にヘディングでコースを狙った。
10 渡井理己(徳島)7●初選出
13分、ゴール正面で岩尾からボールを受け、ワントラップから右足を振り抜きゴール左隅に無回転の美しいゴールを決めた。
FW
23 ペドロ・ハウル(柏)7●2回目
ポストプレーで大きく貢献。手も含めて身体を上手く使い、何度もボールを収める様はまさに“動く城”のようで、圧巻のキープ力だった。しかも57分には大南のクロスに合わせてネットを揺らす。内容も結果も充実のパフォーマンスだったため、MOMに選んだ。
45 オナイウ阿道(横浜)7●4回目
ゴールも素晴らしいが、それ以外の場面でも上質な雰囲気を醸し出す。余裕がプレーに表われている。
※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
●は今シーズンのベストイレブン選出回数。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
THIS WEEK MVP
GK
44 六反勇治(横浜FC)7●2回目
よく声を出してチームをリード。63分にはビッグセーブでチームを救って勝利に大きく貢献。
DF
4 原 輝綺(清水)7●2回目
開始2分、片山のロングスローから生まれたルーズボールを、ダイレクトで振り抜き、2試合連続のゴールを決めた。また、19分の徳島のオウンゴールを誘うプレーにも絡み、ボールを奪取した後の攻撃参加では徳島を苦しめ続けた。全得点に絡み、アウェーでの勝点1獲得に大きく貢献し、本日のMOMに。
14 エンリケ・トレヴィザン(大分)6.5●2回目
前線からチェイシングができるように高い位置に最終ラインを設定。最終局面で身体を張ったブロックで得点を阻止した。
3 三竿雄斗(大分)6.5●初選出
出場停止明けで強い思いを感じた。前半から攻守にアグレッシブな姿勢を貫いた。43分にはボールを奪い、そのまま持ち上がりチャンスを作った。
25 真瀬拓海(仙台)7●初選出
ここ最近高まっていたゴール前でシュートまで持ち込む意識が実り、赤﨑のクロスを見事ゴールに押し込んだ。後半にも惜しいシュートを放つなど、攻撃面で相手の脅威となった。守備でもよく走って身体を張り、勝点1奪取に大きく貢献した。
3 袴田裕太郎(横浜FC)6.5●初選出
広島の柏が逆サイドから流れてきた時にマークが曖昧になる場面あったが、集中して対応し続けた。
MF
8 ヒシャルジソン(柏)6.5●初選出
セカンドボールをよく拾い、2次攻撃につなげた働きぶりは評価に値。ボール奪取後にはオフェンスの推進力をもたらし、49分にはクリスティアーノのチャンスに関わった。
8 町田也真人(大分)7●2回目
長沢、小林との距離感がよく、ギャップでパスを受けて急所をついた。先制ゴールはGKの立ち位置を見て冷静にヘディングでコースを狙った。
10 渡井理己(徳島)7●初選出
13分、ゴール正面で岩尾からボールを受け、ワントラップから右足を振り抜きゴール左隅に無回転の美しいゴールを決めた。
FW
23 ペドロ・ハウル(柏)7●2回目
ポストプレーで大きく貢献。手も含めて身体を上手く使い、何度もボールを収める様はまさに“動く城”のようで、圧巻のキープ力だった。しかも57分には大南のクロスに合わせてネットを揺らす。内容も結果も充実のパフォーマンスだったため、MOMに選んだ。
45 オナイウ阿道(横浜)7●4回目
ゴールも素晴らしいが、それ以外の場面でも上質な雰囲気を醸し出す。余裕がプレーに表われている。
※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
●は今シーズンのベストイレブン選出回数。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部