仙台GKヤクブ・スウォビィクは奇跡的なシュートストップを連発
J1リーグは7月3、4日に第21節の6試合を各地で開催した。なお同節は、ACL出場チームの2試合がすでに行なわれ、残り2試合が今後に予定されている。ここでは、今週末に行なわれた6試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介していく。
今節の主役は、ふたり分の仕事をこなした横浜の前田大然だ。
横浜は、柏戦で前半のうちにマルコス・ジュニオールが一発レッドで退場となり、10人での戦いを強いられた。そんななかでも、数的不利を感じさせない圧巻の走力で前線を駆け回った前田は76分、ティーラトンのロングパスに反応し、オナイウ阿道の先制弾をお膳立て。さらに80分、相手GKに猛然とプレスを仕掛けてボールを奪い、無人のゴールへ蹴り込んだ。1ゴール・1アシストでチームを勝利に導いた快足アタッカーを今節のMVPに選出した。
そのほか、3位に浮上した神戸から古橋亨梧、セルジ・サンペール、ドウグラスら3選手、奇跡的なシュートストップを連発した仙台のGKヤクブ・スウォビィクなどを選出した。
今節の主役は、ふたり分の仕事をこなした横浜の前田大然だ。
横浜は、柏戦で前半のうちにマルコス・ジュニオールが一発レッドで退場となり、10人での戦いを強いられた。そんななかでも、数的不利を感じさせない圧巻の走力で前線を駆け回った前田は76分、ティーラトンのロングパスに反応し、オナイウ阿道の先制弾をお膳立て。さらに80分、相手GKに猛然とプレスを仕掛けてボールを奪い、無人のゴールへ蹴り込んだ。1ゴール・1アシストでチームを勝利に導いた快足アタッカーを今節のMVPに選出した。
そのほか、3位に浮上した神戸から古橋亨梧、セルジ・サンペール、ドウグラスら3選手、奇跡的なシュートストップを連発した仙台のGKヤクブ・スウォビィクなどを選出した。
【今節のベストイレブン】
GK
27 ヤクブ・スウォビィク(仙台)7●3回目
前半からピンチが何度も訪れたが、奇跡的なシュートストップを連発。特に後半開始早々の2本のシュートはいずれも決められても不思議ではなかった。彼がいなかったら仙台に勝点1はもたらされなかっただろう。
DF
4 原 輝綺(清水)7●初選出
前半から決定機につながるクロスを連発しつつ、片山と連係して大分のサイド攻撃をほぼ封じ、試合を決める決勝点を冷静にゲット。勝利の立役者に。
13 チアゴ・マルチンス(横浜)7●6回目
ゴール前ではP・ハウルを封じた。攻撃の局面では柏の寄せが甘いところを突いて、自らボールを運んで攻め上がるなど、攻守両面で躍動。
10 宮澤裕樹(札幌)6.5●初選出
パスミスもあったが、最終ラインを積極的に押し上げて相手を自陣ゴールから遠ざけた。読みを生かしたボール奪取なども見事だった。
MF
7 片山瑛一(清水)6.5●2回目
基本は右サイドハーフだが押し込まれた際には最終ラインに入るなど戦術上のキーマンとして躍動。サイドで主導権を握って先制点にも絡み、原の活躍も引き出した。
6 セルジ・サンペール(神戸)7●2回目
自らのパスを奪われて先制されたが、その5分後に得意のロングスルーパスで同点弾をアシスト。長短のパスを操り、現在はチームで最も代えの利かない存在かもしれない。
18 柏 好文(広島)6.5●初選出
サイドを突破するシーンは少なくても、中に切れ込んで仕事。ジュニオール・サントスのゴールをお膳立て。
22 小屋松知哉(鳥栖)6.5●初選出
中央を割って入っていく積極的なプレーで同点弾をお膳立て。ビッグプレーだった。
FW
11 古橋亨梧(神戸)7●6回目
先制される嫌な流れの中、その5分後に最初のチャンスを仕留めて3戦連発となる今季14ゴール目。3点目のアシストを含め、ハットトリックを達成した前節に負けず劣らずの働きっぷりでMOMに選出。
49 ドウグラス(神戸)6.5●2回目
序盤はボールロストが目立ったが、山口へのクロスで決勝点をアシスト。その後は好パフォーマンスを披露。
THIS WEEK MVP
38 前田大然(横浜)7●3回目
ティーラトンのフィードから最高のトラップで背後のスペースを取り、オナイウの先制弾をアシスト。80分にはキム・スンギュにプレッシャーをかけてボールを奪い、貴重な2点目をゲット。前線からのチェイシングもこなし、MOMに選出。
※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
●は今シーズンのベストイレブン選出回数。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
GK
27 ヤクブ・スウォビィク(仙台)7●3回目
前半からピンチが何度も訪れたが、奇跡的なシュートストップを連発。特に後半開始早々の2本のシュートはいずれも決められても不思議ではなかった。彼がいなかったら仙台に勝点1はもたらされなかっただろう。
DF
4 原 輝綺(清水)7●初選出
前半から決定機につながるクロスを連発しつつ、片山と連係して大分のサイド攻撃をほぼ封じ、試合を決める決勝点を冷静にゲット。勝利の立役者に。
13 チアゴ・マルチンス(横浜)7●6回目
ゴール前ではP・ハウルを封じた。攻撃の局面では柏の寄せが甘いところを突いて、自らボールを運んで攻め上がるなど、攻守両面で躍動。
10 宮澤裕樹(札幌)6.5●初選出
パスミスもあったが、最終ラインを積極的に押し上げて相手を自陣ゴールから遠ざけた。読みを生かしたボール奪取なども見事だった。
MF
7 片山瑛一(清水)6.5●2回目
基本は右サイドハーフだが押し込まれた際には最終ラインに入るなど戦術上のキーマンとして躍動。サイドで主導権を握って先制点にも絡み、原の活躍も引き出した。
6 セルジ・サンペール(神戸)7●2回目
自らのパスを奪われて先制されたが、その5分後に得意のロングスルーパスで同点弾をアシスト。長短のパスを操り、現在はチームで最も代えの利かない存在かもしれない。
18 柏 好文(広島)6.5●初選出
サイドを突破するシーンは少なくても、中に切れ込んで仕事。ジュニオール・サントスのゴールをお膳立て。
22 小屋松知哉(鳥栖)6.5●初選出
中央を割って入っていく積極的なプレーで同点弾をお膳立て。ビッグプレーだった。
FW
11 古橋亨梧(神戸)7●6回目
先制される嫌な流れの中、その5分後に最初のチャンスを仕留めて3戦連発となる今季14ゴール目。3点目のアシストを含め、ハットトリックを達成した前節に負けず劣らずの働きっぷりでMOMに選出。
49 ドウグラス(神戸)6.5●2回目
序盤はボールロストが目立ったが、山口へのクロスで決勝点をアシスト。その後は好パフォーマンスを披露。
THIS WEEK MVP
38 前田大然(横浜)7●3回目
ティーラトンのフィードから最高のトラップで背後のスペースを取り、オナイウの先制弾をアシスト。80分にはキム・スンギュにプレッシャーをかけてボールを奪い、貴重な2点目をゲット。前線からのチェイシングもこなし、MOMに選出。
※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
●は今シーズンのベストイレブン選出回数。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部