5選手が初選出に
Jリーグは、12月4日にJ1第38節の10試合を各地で開催した。ここでは、最終節の全試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介していく。
主役は、美しすぎるコントロールショットを叩き込み、チームを自力残留に導いた清水エスパルスの西澤健太だ。
J1残留のかかったセレッソ大阪戦で先発した西澤は、1点ビハインドで迎えた前半終了間際に、FKから鈴木義宜の同点弾をアシスト。さらに51分、右サイド敵陣深くでボールを受けるとカットインから左足を一閃。狙いすましたシュートを、ゴール左上に突き刺した。1ゴール、1アシストでチームのJ1残留に大きく貢献した西澤を今節のMVPに選出した。
そのほか、ガンバ大阪のGK東口順昭、湘南ベルマーレのDF大岩一貴、サンフレッチェ広島のMF藤井智也、ヴィッセル神戸のFW大迫勇也などを選出している。
主役は、美しすぎるコントロールショットを叩き込み、チームを自力残留に導いた清水エスパルスの西澤健太だ。
J1残留のかかったセレッソ大阪戦で先発した西澤は、1点ビハインドで迎えた前半終了間際に、FKから鈴木義宜の同点弾をアシスト。さらに51分、右サイド敵陣深くでボールを受けるとカットインから左足を一閃。狙いすましたシュートを、ゴール左上に突き刺した。1ゴール、1アシストでチームのJ1残留に大きく貢献した西澤を今節のMVPに選出した。
そのほか、ガンバ大阪のGK東口順昭、湘南ベルマーレのDF大岩一貴、サンフレッチェ広島のMF藤井智也、ヴィッセル神戸のFW大迫勇也などを選出している。
【今節のベストイレブン】の採点&寸評
GK
1 東口順昭(G大阪)7●3回目
今季チームで唯一リーグ戦フル出場。前半、大橋の決定機を2度防ぎ、得点を許さなかった。キックミスはあったが守備は完璧だった。
DF
2 酒井宏樹(浦和)6.5●2回目
3バックの右と4バック時のサイドバックを兼任。空中戦でも力を発揮し、抜群の存在感。後半のコーナーキックはノーゴールとなったが、ピッチ内で最も質の高いプレーを見せ続けた。
22 大岩一貴(湘南)6.5●初選出
勇気を持って最終ラインを束ねた。パトリックからボールを奪って攻め上がる姿勢も。押される時間帯でも安定していた。
3 三竿雄斗(大分)7●2回目
21分には高いポジションを取って柏のサイドを切り崩し、66分には攻撃参加した流れでゴール前に入り、増山の得点をアシスト。2得点に絡んだ。試合を通じてサイドで数的優位を作る場面も多かった。
THIS WEEK MVP
MF
16 西澤健太(清水)7●初選出
立ち上がりからボールタッチやキックの感触が良く、攻守に躍動して1ゴール、1アシストでチームを自力残留に導く活躍。最終節で恩師を男にする大仕事をやってのけた。
21 ディエゴ・ピトゥカ(鹿島)7●初選出
中盤の守備で球際の強さを見せ、さらには前半からミドルシュートで何度か決定機を作り出す。そして73分、常本のパスを受けて放ったシュートで試合を決めることに成功した。
11 下田北斗(大分)7●2回目
先制点は中盤で町田をサポートし、野嶽へのパスで左サイドへ展開。30分には鮮やかなFKを決めた。決勝点も三竿への縦パスで攻撃のスピードを上げるなど、全得点に絡む活躍を披露。
15 藤井智也(広島)7.5●初選出
試合開始8分、青山からのクロスに、右サイドからゴールに向かって走り込み、技ありのダイレクトボレーでゴールネットを揺らした。11分には、右サイドを完全に切り崩し、ゴール前で待つエゼキエウにピンポイントクロスを供給し、2点目をアシスト。スタジアムを埋め尽くした徳島サポターを沈黙させた。自身J1初ゴールに加え、バースデーゴールというメモリアルなゲームにした藤井をMOMに選出した。
35 小柏 剛(札幌)7●2回目
得点への嗅覚を感じさせる決勝ゴールのあとも、フル出場し、前線で攻撃を牽引し続けた。
14 エゼキエウ(広島)7.5●初選出
11分、右サイドの藤井からのクロスに頭で合わせてゴールを決めた。35分には、セットプレーからまたしても頭で押し込み、自身初の1試合2得点をゲット。
FW
10 大迫勇也(神戸)6.5●3回目
前半は攻撃よりもプレスバックでの守備で存在感を示していた。守備に追われる展開でも、ここぞのチャンスを決め切る決定力はさすが。田中のゴールもアシストし、文句なしのMOMだ。
※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
●は今シーズンのベストイレブン選出回数。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
GK
1 東口順昭(G大阪)7●3回目
今季チームで唯一リーグ戦フル出場。前半、大橋の決定機を2度防ぎ、得点を許さなかった。キックミスはあったが守備は完璧だった。
DF
2 酒井宏樹(浦和)6.5●2回目
3バックの右と4バック時のサイドバックを兼任。空中戦でも力を発揮し、抜群の存在感。後半のコーナーキックはノーゴールとなったが、ピッチ内で最も質の高いプレーを見せ続けた。
22 大岩一貴(湘南)6.5●初選出
勇気を持って最終ラインを束ねた。パトリックからボールを奪って攻め上がる姿勢も。押される時間帯でも安定していた。
3 三竿雄斗(大分)7●2回目
21分には高いポジションを取って柏のサイドを切り崩し、66分には攻撃参加した流れでゴール前に入り、増山の得点をアシスト。2得点に絡んだ。試合を通じてサイドで数的優位を作る場面も多かった。
THIS WEEK MVP
MF
16 西澤健太(清水)7●初選出
立ち上がりからボールタッチやキックの感触が良く、攻守に躍動して1ゴール、1アシストでチームを自力残留に導く活躍。最終節で恩師を男にする大仕事をやってのけた。
21 ディエゴ・ピトゥカ(鹿島)7●初選出
中盤の守備で球際の強さを見せ、さらには前半からミドルシュートで何度か決定機を作り出す。そして73分、常本のパスを受けて放ったシュートで試合を決めることに成功した。
11 下田北斗(大分)7●2回目
先制点は中盤で町田をサポートし、野嶽へのパスで左サイドへ展開。30分には鮮やかなFKを決めた。決勝点も三竿への縦パスで攻撃のスピードを上げるなど、全得点に絡む活躍を披露。
15 藤井智也(広島)7.5●初選出
試合開始8分、青山からのクロスに、右サイドからゴールに向かって走り込み、技ありのダイレクトボレーでゴールネットを揺らした。11分には、右サイドを完全に切り崩し、ゴール前で待つエゼキエウにピンポイントクロスを供給し、2点目をアシスト。スタジアムを埋め尽くした徳島サポターを沈黙させた。自身J1初ゴールに加え、バースデーゴールというメモリアルなゲームにした藤井をMOMに選出した。
35 小柏 剛(札幌)7●2回目
得点への嗅覚を感じさせる決勝ゴールのあとも、フル出場し、前線で攻撃を牽引し続けた。
14 エゼキエウ(広島)7.5●初選出
11分、右サイドの藤井からのクロスに頭で合わせてゴールを決めた。35分には、セットプレーからまたしても頭で押し込み、自身初の1試合2得点をゲット。
FW
10 大迫勇也(神戸)6.5●3回目
前半は攻撃よりもプレスバックでの守備で存在感を示していた。守備に追われる展開でも、ここぞのチャンスを決め切る決定力はさすが。田中のゴールもアシストし、文句なしのMOMだ。
※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
●は今シーズンのベストイレブン選出回数。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部