Jリーグは、10月22~24日にJ1リーグ第33節の10試合を各地で開催した。ここでは、今節の全試合のなかからサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介していく。
今節の主役は、チームを3試合ぶりの勝利に導く決勝弾を決めたガンバ大阪の宇佐美貴史だ。
サガン鳥栖戦で先発した宇佐美は、「相手ゴールに向かう姿勢をもっと強烈に出さないといけない」という松波正信監督の言葉を体現するように、10分の相手CKの流れから一斉にカウンターを仕掛けると、山本悠樹からのパスを受け、ペナルティエリア内に侵入し左足を一閃。貴重な先制弾をもたらすと、苦しい時間帯に守備でもギアを上げ、残留争いから一歩遠ざかる白星に貢献。チームを救ったエースを今節のMVPに選出した。
そのほか、G大阪の菅沼駿哉、ベガルタ仙台の関口訓充、吉野恭平ら初選出のプレーヤーのほか、川崎フロンターレのジェジエウ、ヴィッセル神戸の武藤嘉紀らをセレクトした。
今節の主役は、チームを3試合ぶりの勝利に導く決勝弾を決めたガンバ大阪の宇佐美貴史だ。
サガン鳥栖戦で先発した宇佐美は、「相手ゴールに向かう姿勢をもっと強烈に出さないといけない」という松波正信監督の言葉を体現するように、10分の相手CKの流れから一斉にカウンターを仕掛けると、山本悠樹からのパスを受け、ペナルティエリア内に侵入し左足を一閃。貴重な先制弾をもたらすと、苦しい時間帯に守備でもギアを上げ、残留争いから一歩遠ざかる白星に貢献。チームを救ったエースを今節のMVPに選出した。
そのほか、G大阪の菅沼駿哉、ベガルタ仙台の関口訓充、吉野恭平ら初選出のプレーヤーのほか、川崎フロンターレのジェジエウ、ヴィッセル神戸の武藤嘉紀らをセレクトした。
【今節のベストイレブン】
GK
1 菅野孝憲(札幌)6.5●3回目
攻撃陣が沈黙するなかで、この試合でも粘り強く耐え続けた。後半立ち上がりにはビッグセーブも見せ、勝点獲得の立役者となった。
DF
4 ジェジエウ(川崎)7.5●2回目
空中戦はほぼ無敵。背後へのボールも抜群のスプリントで防ぎ、サンタナに仕事をさせなかった。持ち上がりからチャンスも創出し、チームに安定感をもたらした。
16 吉野恭平(仙台)6.5●初選出
ピンチの場面で球際への強さを見せて、身体を張ってボールをゴール前からかき出す場面が目立った。仙台のディフェンスリーダーとして古巣相手に立ちはだかった。
13 菅沼駿哉(G大阪)6.5●初選出
前半に2度ほど、攻撃で持ち上がった際にパスミスをし、カウンターを受けたのは反省。ただキム・ヨングォン交代後、佐藤とのコンビで完封に成功した。
MF
11 宮代大聖(徳島)7●3回目
27分、CKのこぼれ球に反応し、ゴール正面からグランダーのシュートを放つも、GKのスーパーセーブに阻まれる。69分、CKに頭で合わせたカカのシュートのはね返りに素早く反応。コントロールされた鋭いミドルシュートでネットを揺らし、徳島に先制点をもたらした。このほかにも、枠内シュートを多く放った宮代をMOMに選出した。
29 柴戸 海(浦和)7.5●初選出
先制点の場面では寄せられても落ち着いて出したワンタッチパスで局面を前に。2点目のPKも前線まで走り込む積極性で彼が獲得。平野とは名コンビになりつつある。
7 関口訓充(仙台)6.5●初選出
残留争いで苦しむチームを奮い立たせる先制ゴールはポジション取りもシュートも見事。その後も攻守でハードワークし、チームのためのプレーを全うした。交代後もベンチからチームメイトを鼓舞し続けた。
10 山田直輝(湘南)7●2回目
積極的にボールを引き出し攻撃を活性化。クロスで同点ゴールをお膳立てすると、終盤決勝点を仕留め、2得点に絡んだ。
11 武藤嘉紀(神戸)6.5●2回目
球際の身体の強さやクロスへの飛び込みの鋭さを見せ、後半はFWから中盤に移ってさらに躍動。先制点を目ざとく仕留め、PK獲得のビッグプレーも。神戸を救った。
FW
THIS WEEK MVP
39 宇佐美貴史(G大阪)7●3回目
試合前、仲間に話したという攻めへの意識を体現。高速カウンターから決めた先制点は利き足とは逆だが、さすがの精度だった。苦しい時間帯に守備もギアを上げた。
29 加藤陸次樹(C大阪)6.5●初選出
34分に迎えた決定機は決めたかった。ただ決勝ゴールだけでなく、走力を活かして守備でもチームに欠かせぬ選手となっていた。
※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
●は今シーズンのベストイレブン選出回数。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
GK
1 菅野孝憲(札幌)6.5●3回目
攻撃陣が沈黙するなかで、この試合でも粘り強く耐え続けた。後半立ち上がりにはビッグセーブも見せ、勝点獲得の立役者となった。
DF
4 ジェジエウ(川崎)7.5●2回目
空中戦はほぼ無敵。背後へのボールも抜群のスプリントで防ぎ、サンタナに仕事をさせなかった。持ち上がりからチャンスも創出し、チームに安定感をもたらした。
16 吉野恭平(仙台)6.5●初選出
ピンチの場面で球際への強さを見せて、身体を張ってボールをゴール前からかき出す場面が目立った。仙台のディフェンスリーダーとして古巣相手に立ちはだかった。
13 菅沼駿哉(G大阪)6.5●初選出
前半に2度ほど、攻撃で持ち上がった際にパスミスをし、カウンターを受けたのは反省。ただキム・ヨングォン交代後、佐藤とのコンビで完封に成功した。
MF
11 宮代大聖(徳島)7●3回目
27分、CKのこぼれ球に反応し、ゴール正面からグランダーのシュートを放つも、GKのスーパーセーブに阻まれる。69分、CKに頭で合わせたカカのシュートのはね返りに素早く反応。コントロールされた鋭いミドルシュートでネットを揺らし、徳島に先制点をもたらした。このほかにも、枠内シュートを多く放った宮代をMOMに選出した。
29 柴戸 海(浦和)7.5●初選出
先制点の場面では寄せられても落ち着いて出したワンタッチパスで局面を前に。2点目のPKも前線まで走り込む積極性で彼が獲得。平野とは名コンビになりつつある。
7 関口訓充(仙台)6.5●初選出
残留争いで苦しむチームを奮い立たせる先制ゴールはポジション取りもシュートも見事。その後も攻守でハードワークし、チームのためのプレーを全うした。交代後もベンチからチームメイトを鼓舞し続けた。
10 山田直輝(湘南)7●2回目
積極的にボールを引き出し攻撃を活性化。クロスで同点ゴールをお膳立てすると、終盤決勝点を仕留め、2得点に絡んだ。
11 武藤嘉紀(神戸)6.5●2回目
球際の身体の強さやクロスへの飛び込みの鋭さを見せ、後半はFWから中盤に移ってさらに躍動。先制点を目ざとく仕留め、PK獲得のビッグプレーも。神戸を救った。
FW
THIS WEEK MVP
39 宇佐美貴史(G大阪)7●3回目
試合前、仲間に話したという攻めへの意識を体現。高速カウンターから決めた先制点は利き足とは逆だが、さすがの精度だった。苦しい時間帯に守備もギアを上げた。
29 加藤陸次樹(C大阪)6.5●初選出
34分に迎えた決定機は決めたかった。ただ決勝ゴールだけでなく、走力を活かして守備でもチームに欠かせぬ選手となっていた。
※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
●は今シーズンのベストイレブン選出回数。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部