【川崎】風間体制4年目、「目指すものはひとつ」と優勝を誓う

カテゴリ:Jリーグ

2015年01月24日

今季の補強で優先したのは「技術のある選手」。

新体制発表会見に臨んだ面々。後列左から松井謙弥、船山貴之、風間八宏監督、角田誠、杉本健勇、前列左から車屋紳太郎、中野嘉大、三好康児、板倉滉、橋本晃司、エウシーニョ。(C)SOCCER DIGEST

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 川崎が1月24日、1000人近くのサポーターが見守るなか2015年新体制発表会見を行なった。今季は田中裕介やジェシ、稲本潤一ら10人を放出した一方、風間八宏監督の下、新たに10人を加えて計28人でスタートを切る。会見では15年のクラブキャッチフレーズも発表され、「人々の心をさらに引き付け、夢中にさせるクラブになる」という意味が込められた「ATTRACTIVE」(魅力的な/魅せる)に決まった。
 
 今季の新戦力としては仙台から角田誠、C大阪から杉本健勇、大宮から橋本晃司、松本から船山貴之、アメリカ・ミネイロ(ブラジル)からエウシーニョ、徳島から松井謙弥、筑波大から車屋紳太郎と中野嘉大、川崎U-18から三好康児と板倉滉が加わった。
 
 補強について庄子春男GMは「ポイントは3つ」と語り、「スピードがある選手、技術がある選手、フィジカルがある選手。そのなかで技術を優先して補強を進めた。その結果、この10人が加わりました」と説明。昨季は、新戦力が川崎のスタイルに順応するまでやや時間を要しており、その反省を踏まえた判断だという。
 
 チームは1月15日から始動しているなか、風間監督は「新たに10人が加わり、ものすごい質の高いトレーニングができるようになっている」と手応えを口にし、「我々が目指すものはひとつしかありません」とタイトル獲得を目標に掲げた。昨季は秋頃まで優勝争いに絡むも、終盤に失速して6位に終わっただけに、『スピーディで、攻撃的かつ魅力的なサッカー』の成熟を図りながら、就任4年目の悲願成就を目指す。
 
 新体制会見を終え、1月25日から2月1日までは宮崎県綾町で1次キャンプを実施(31日に鵬翔高、1日に宮崎産業経営大と練習試合)。その後、2月6日から14日まで沖縄中城村での2次キャンプに入り、9日に札幌、12日に岐阜経済大、14日に名古屋と練習試合を行なう。
 
 また2次キャンプ後の21日には、改装中の等々力で新潟と練習試合を予定(メインスタンドの完成は開幕直前)。なお、昨季終盤に足首を手術した中村憲剛は、宮崎キャンプから本格的に合流する見込みだ。

3年連続リーグ得点王を目指す大久保は、願掛けでダルマの目入れを行なった。(C)SOCCER DIGEST

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