選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト10.21号（10月７日発売）より
 
【柏】
［GK］
1　桐畑和繁　6.5　
濡れたピッチコンディションにも上手く対応。好判断でピンチを防ぐ。
［DF］
4　鈴木大輔　6　
バックパスからピンチを招いた場面はあったが、対人の強さは健在。
5　増嶋竜也　6.5　
裏のスペースを的確にカバーしながら、シュートブロックも光った。
24　エドゥアルド　6　
背後を取られかけても最終局面で足を伸ばして止め、無失点に貢献。
［MF］
2　藤田優人　6　
柏との主導権争いに一歩も引かず、攻撃に出てチャンスにも絡んだ。
25　小林祐介　6　
セカンドボールに果敢にチャンレジ。中盤のバトルで奮闘を見せる。
7　大谷秀和　6　
中盤で全体をコントロール。攻守に渡りチームの軸としてフル回転。
22　橋本 和　6　
マッチアップを制してサイドを突破。最後のクロス精度だけが不足。
13　高山 薫　6　
スピードを生かして好機を作るが、後半のチャンスは決めたかった。
9　工藤壮人　6　
裏へ抜け出す動き、ボールを収めるプレーで攻撃のアクセントに。
［FW］
11　レアンドロ　6　
決定機は林の好セーブにゴールを阻まれるも、攻撃の基点として君臨。
［交代出場］
18　ドゥドゥ（FW）　－　
突破は控え、クロスやプレースキックで攻撃参加する柔軟性を披露。
［監督］
ネルシーニョ　6　
シンプルかつ割り切った策で広島と真っ向勝負。妥当な結果を得る。
 
【広島】
［GK］
1　林 卓人　6.5　
終始、安定感を見せた。決死のセーブでレアンドロにゴールを許さず。
［DF］
33　塩谷 司　6.5　
攻撃参加はなくとも守備で大貢献。ピンチは身を呈して防いだ。
5　千葉和彦　6　
レアンドロに手こずるも、水本、塩谷との連係で致命傷には至らず。
4　水本裕貴　6　
難しいピッチ状況にもミスなく、工藤と高山に仕事をさせなかった。
［MF］
27　清水航平　5.5　
サイドの攻防で橋本に押し込まれ、物足りなさが残る結果に終わる。
6　青山敏弘　6　
状況に応じた判断が冴え渡り、裏へのパスで好機を何度も演出した。
8　森﨑和幸　6　
セカンドボールの争いに果敢に挑んでいたが、左太ももの負傷で交代。
18　柏　好文　5.5　
左サイドのピッチ状況があまりに悪く、持ち味を発揮できなかった。
9　石原直樹　6　
フィジカルの強さを活かして前線でキープも、大仕事はできなかった。
10　髙萩洋次郎　6　
ポジショニングの良さとテクニックを活かして、攻撃にアクセント。
［FW］
11　佐藤寿人　6　
背後を狙い続けるなど存在感はあったものの、決定機は決めたかった。
［交代出場］
30　柴﨑晃誠（MF）　6　
アクシデントによる出場も難なく試合に入り、自分のタスクをこなす。
2　ファン・ソッコ（DF）　－　
右内転筋損傷から10試合ぶりに復帰。周囲と連係が合わない場面も。
29　浅野拓麿（FW）　－　
投入直後、こぼれ球に鋭く反応してシュートを放ち、勢いを見せる。
［監督］
森保　一　6　
敵将同様に割り切った戦い方を選び、アウェーで勝点１をもぎ取る。
 
［試合内容］
試合前から降り続いた雨の影響により、両チームともパスを捨てて、ロングボールが応酬する展開となった。セカンドボールやこぼれ球からチャンスは作ったが、互いに守備陣が集中を切らさず、試合はスコアレスドローに終わった。