選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト9.30号（９月17日発売）より
 
【FC東京】
［GK］
20　権田修一　5.5　
61分に森岡のミドルを阻止。ただ、得点直後の失点は悔やまれた。
［DF］
2　徳永悠平　5.5　
守備はまずまず安定も、左の太田に比べて、攻撃面での貢献は小さい。
3　森重真人　5.5　
何度か狙った縦パスはカウンターに結び付かず。やや精彩を欠いた。
29　吉本一謙　5.5　
寄せが少し甘く、相手をフリーにする場面も。後手に回った印象だ。
6　太田宏介　6　
後半は果敢に左サイドを攻め上がる。武藤との連係は悪くなかった。
［MF］
4　高橋秀人　5.5　
後半から３バックのセンターに。オフェンスの局面では消えていた。
7　米本拓司　5.5　
後半は積極的にミドルを狙う。惜しむらくは枠を捉えなかったこと。
22　羽生直剛　5.5　
中盤をコントロールできず、ミスが散見。バランス取りに苦慮した。
17　河野広貴　5　
前からプレスをかけてもなかなかハマらず、81分に絶好機を外した。
［FW］
11　エドゥー　5.5　
万全なコンディションではなかった。それでも70分にPKで先制弾。
14　武藤嘉紀　6　
崩しの局面では代表クラスの輝き。欲を言えばゴールが欲しかった。
［交代出場］
10　梶山陽平（MF）　―　
天皇杯の清水戦に続き、途中出場。残念ながらボールに絡めなかった。
9　渡邉千真（FW）　―　
投入直後にスローインを二度受けたが、いずれもボールロストした。
［監督］
マッシモ・フィッカデンティ　5.5　
3-4-3への変更で反撃。しかし、交代枠を使うのが遅すぎた。
 
 
【神戸】
［GK］
22　山本海人　6　
38分にはエリア外に出てヘッドでクリア。エドゥーのPKにも反応。
［DF］
2　高橋峻希　6　
48分と65分に最高級のクロスを打ち込む。献身的な守備も評価に値。
5 　河本裕之　6　
速攻を警戒しながらタイトに守備。最後まで集中を切らさなかった。
14　増川隆洋　6　
68分にエリア内で痛恨のハンドも、71分のアシストでミスを帳消し。
27　橋本英郎　6　
開始直後にゴール前に落とす絶妙のクロス。守備も悪くなかった。
［MF］
6　シンプリシオ　6　
正確なつなぎは良かった。48分のヘッドが決まっていれば文句なしだった。
23　枝村匠馬　5.5　
動きの量が十分な反面、シュートとパスの精度に物足りなさがあった。
16　チョン・ウヨン　6.5　
プレッシャーをかけられても動じず、テンポよくボールを散らした。
10　森岡亮太　6　
ボールを収める技術は高かったが、最終局面での判断が甘かった。
［FW］
11　田代有三　5.5　
ポストプレーは及第点。とはいえ、シュート０本は反省材料だろう。
18　マルキーニョス　6　
スペースを巧みに使ったポジショニングが光り、71分に同点ゴール。
［交代出場］
7　ペドロ・ジュニオール（FW）　6　
右サイドでタメを作り、味方の呼吸を整える。いぶし銀の働きだった。
9　石津大介（FW）　―　
88分に巧みなステップからシュート。DFに阻止されたのは残念だ。
15　大屋翼（MF）　―　
出場時間が短く、見せ場はなかった。次節以降の活躍に期待したい。
［監督］
安達亮　5.5
決め手を欠いた。本人曰く「全体的にアイデアが足りなかった」。
 
［試合内容］
前半は神戸のポゼッションサッカーに苦しんだFC東京は、後半から3-4-3に変更。サイドを起点とした攻撃で盛り返すと、エドゥーが70分にPKで先制する。だが、直後の71分にCKから失点し、結局は引き分けに終わった。