「乗せると止められない」大久保嘉人が15年ぶりの“殺気ある”大阪ダービーで警戒する選手は?「撃ち合いでもいい」【インタビュー】

2021年04月30日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

「クルピ監督はおやじギャグみたいなのを入れてきて…」

大阪ダービーを前に、インタビューで意気込みを語ってくれた大久保。(C) SOCCER DIGEST

 Jリーグを配信中のDAZNでは、2021年4月29日~5月16日を「RIVAL WEEKS」と題し、ダービーやライバル関係にあるチーム同士の一戦となる19試合を対象に、様々な企画を実施している。

 なかでも注目なのが、セレッソがガンバをホームに迎える大阪ダービーだ。サッカーダイジェストWebは、両チームのキーマンにインタビューを実施。セレッソでは、15年ぶりに復帰した古巣で開幕からゴールを量産している大久保嘉人に話を訊いた。これまで様々なダービーを経験してきたベテランストライカーが、久々の"大阪決戦"に懸ける想いや現在のチーム状況について語ってくれた。

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――久しぶりの大阪へ移り住んで、住み心地は?

「やっぱりいいですね。昔を思い出して住みやすいなって。テキトーというか、『もうええやろ』みたいなノリが自分に合っていると思います」

――三男の橙利くんとの生活も話題になっていますね。奥様と別々に生活するのは初めて?

「そうですね。いつも練習終わって、今日の夜ご飯何にしようかなって考えますね。でも今日はいいわって思ったら、食べに行くかウーバーイーツ呼ぶか。毎日だと難しい時もあるので、そうやって手を抜きながらやってます(笑)」

――橙利くんも大阪の生活には慣れた?

「かなり慣れて楽しそうにやってます」

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――チームの雰囲気は?

「本当にすごく良いですし、(レヴィー)クルピ監督もおやじギャグみたいなのを入れてきて笑わせてくれますし、いい感じです」

――リーグ戦12試合を終えて、チームの状況や完成度は?

「4月はあまり勝てなかったですが(2勝1分け2敗)、そんなに悪くはない。勝てる試合を落としたゲームもありましたけど、シーズン通してそういう試合は出てきます。そこで修正して、次を迎えられれば今後に繋がる。まだ合流したばかりの外国人選手もいて、ここからチーム力が問われるんじゃないかな」

――ここまでチームトップの5得点。自身の出来については?

「最初から得点も取れていますし、取れない時でもチームが勝てるように前からディフェンスに行ったり、そういうのも心掛けて今のところいい感じにやれています」

――どんなイメージで試合に取り組んでいる?

「とにかくチームが勝てるように、自分の持っているものを全て出すという気持ちで毎試合挑んでいます。先の事は考えず、最初から全力で行くと思いながらやっていますね」
 

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