【J1採点&寸評】浦和0-0名古屋|MOMは中盤の“狩人”!ユンカーは5戦連発ならず…

2021年05月31日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

浦和――柴戸は大きな成長を示す

【警告】浦和=なし 名古屋=なし
【退場】浦和=なし 名古屋=なし
【MAN OF THE MATCH】米本拓司(名古屋)

[J1第17節]浦和0-0名古屋/5月30日/埼玉

【チーム採点・寸評】
浦和 5.5

前半からピンチが多く、相手のシュート精度の低さに助けられた。アタッキングサードでの崩しの質など課題は多いが、後半に立て直し勝点1を獲得できたのが救い。

【浦和|採点・寸評】
GK
12 鈴木彩艶 6

リーグ戦デビュー4試合で3試合目の完封に成功。フィードは粗いものの、18分のセーブと言い、試合を重ねる度に存在感を増している。

DF
4 岩波拓也 5

18分に山﨑に振り切られてビッグピンチを招くなど、前半から相手2トップに翻弄された。クリアが中途半端だったのも気になった。

5 槙野智章 6
対人での粘り強さはやはり頼もしい。要所で身体を張って相手の進攻をブロックし、致命的なシュートを打たせなかった。

6 山中亮輔 5(62分OUT)
リーグ6試合ぶりの先発出場するも、スピードとテクニックのあるマテウスへの対策に苦慮。得意なはずのクロスもクオリティが低かった。

8 西 大伍 5.5
後半スピードのある相馬を巧みに封じた点はさすが。ただこの日は、攻撃になかなか絡めなかったり、自陣で軽率なボールロストが見られたり、期待値を考えればやや物足りなさも。
 
MF
15 明本考浩 5.5

運動量豊富に左サイドをアップダウン。つなぎのシーンでも判断がスピーディだった。ただ決定機にあまり絡めなかったのが惜しまれる。

29 柴戸 海 6.5
相手を巧みに剥がすターンと出足の素早い寄せが目を見張る。自陣深くで相手に引っ掛かる場面もあり怖さもあったが、大きな成長を示した。

41 関根貴大 5.5(79分OUT)
積極的な姿勢は評価に値する。ただし67分のシーンなど、相手に寄せられると力み過ぎてシュートを吹かす場面が多かった。
 

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