【J1採点&寸評】鹿島3-0FC東京|三竿は役割を高いレベルで実践。永井は不完全燃焼のまま交代

2021年05月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

鹿島――町田はチーム最多タイの4得点目

【警告】なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】町田浩樹(鹿島)

[J1第13節]鹿島3-0FC東京/5月9日/県立カシマサッカースタジアム

【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
混迷を深める一方のFC東京が相手だったとはいえ、まったく危なげなかった。今季初のリーグ2連勝。遅ればせながら、ジワリジワリと順位を上げてきた。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6
被シュートは2本と、ほぼピンチらしいピンチはなかった。一番の見せ場は62分、相手FKを直接キャッチするやいなや、前線のスペースに走り込む松村に素早く合わせた超ロングフィードか。

DF
32 常本佳吾 6.5
ワンフェイクからのカットインシュートあり、相手を慌てさせる高速クロスあり。守っても対面の相手に決定的な仕事をさせず、自身のサイドで主導権を握った。

DF
39 犬飼智也 6
バックヘッドで得点の香りを漂わせたり、近距離シュートを放ったり、この日は本職の守備より攻撃で沸かせた。
 
MAN OF THE MATCH
DF
28 町田浩樹 6.5
左CKのキッカーが同じく荒木ならば、相手GKの手前で先にボールを捉えたヘディングも同じ。前節でのゴールを彷彿させるホットラインがさく裂し、貴重な先制点を奪った。チーム最多の上田や荒木と並ぶリーグ4点目だ。

DF
14 永戸勝也 6
54分、最前線でフリーだった土居を目がけてピンポイントパス。得点に至らなかったものの、自陣からの一発のパスで決定機を演出した。自慢の左足が一瞬にしてボールに命を吹き込んだ。

MF
20 三竿健斗 6.5
果たすべき役割を高いレベルで実践。90分間を通じて、もうひとりのMOMと言っても過言ではない働きぶりだった。

MF
4 レオ・シルバ 6.5(86分OUT)
先制点の呼び水となる強烈ミドルを打ち込んだ。GKにセーブされたものの、それが左CKに、そして得点につながった。

【動画】鹿島が町田、松村、上田の3発完勝! FC東京戦ハイライト

次ページ鹿島――上田は点取り屋としての存在感を発揮

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事