【J1採点&寸評】神戸1-1清水|攻守に存在感のあったブラジル人SBを最高評価! 同点弾の古橋もMOM級の働き

2021年04月12日 白井邦彦

神戸――同点に持ち込むも課題が残る一戦に…

【警告】神戸=なし 清水=なし
【退場】神戸=なし 清水=なし
【MAN OF THE MATCH】エウシーニョ(清水)

[J1リーグ9節] 神戸1-1清水/4月11日(日)/ノエビアスタジアム神戸

【チーム採点・寸評】
神戸 6
試合を通して相手のペースで進んだ。攻撃の形が作れずに前半はシュート0本。74分には先制点を許した。88分の古橋のゴールで引き分けたものの、課題が残る一戦に。

【神戸|採点・寸評】
GK
1 前川黛也 6
6分に井上との連系ミスで鈴木唯に決定機を作られた場面は次に改善したい。エウシーニョの先制点は相手を褒めるべきだ。

DF
23 山川哲史 6(82分OUT
前半は中村を潰し切れず、起点を作られた印象。もう少しクロスの本数は欲しかったが、後半は強度を上げて相手を押し込んだ。

17 菊池流帆 6
31分に山口への横パスを中山に奪われてピンチに。だが、T・サンタナと互角のバトルを繰り広げるなど、貢献度は高かった。

3 小林友希 6
攻撃ではビルドアップ時に効果的な縦パスが少なかった。ただ守備では対人やカバーリングで存在感を放った。

24 酒井高徳 6
中山に手を焼きながらも最後は止めるあたりはさすが。64分と68分には立て続けの鋭いクロスでチャンスを作った。
 
MF
5 山口 蛍 6
全体的にはゲームを支配できず、上手くパスを受けられなかった。ただ25分の古橋への鋭い縦パスは効果的だった。

20 井上潮音 5.5
7分、前川へのバックパスが弱く、それを鈴木唯に狙われて決定機を作られた。相手に良さを消されていた印象だ。

31 中坂勇哉 6(60分OUT
攻撃ではキープ力を活かしたが、決定的な仕事はできなかった。それでも、奥井へのタイトな守備は効果的だった。
 

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